北朝鮮の核実験に見るアメリカの本音と建前

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『本音と建前』

 

この言葉の持つ意味を、もう一度深く考えてみたい。

私たち日本人には理解しやすく、馴染み深い言葉だろう。

日本人の行動原理こそ、まさにこの『本音と建前』の使い分けが全て、と言っても過言ではない。

日本人は本音を表に出さず隠そうとする。一方でキレイごとの建前を前面に出し、自分の身を守ろうと腐心する。

これこそが日本人によく見られる行動原理であり、それは公務員や官僚組織を見れば顕著によく表れている。

しかしながら、いくら自らの行動原理であるとはいえ、いくら馴染み深いとはいえ、日本人は他人の『本音と建前』を見抜くことに関しては疎いように思われる。

それは、隣国の引き起こす騒動への対処法を見ても明らかだろう。

 

 

北朝鮮の核実験、今回はマズいかも

2016年9月9日 北朝鮮は、これで5回目となる地下核実験を実行に移した。

日韓両国は意に反した、というか、不意をつかれた形となっており、文字通り慌てふためいている。

しかも、北朝鮮の核開発のスピードはかなりのペースで上がっており、今回の核実験によって弾道ミサイルへの核爆弾の搭載がほぼ可能な段階に近づいたと言われている。

 

今回がラストチャンスらしい。

 

今回こそ、北朝鮮を徹底的に叩かなければ、高い確率で核弾頭の開発を成功させてしまうだろう、と言われている。

そして、みんな、ここで同じことを考えたはずだ。

「今まで阻止できなかったことを、一体どうやって阻止しようというのか?」

 

アメリカをはじめ日本と韓国が、これまでいくら北朝鮮に制裁を課したところで、核開発問題に関しては何一つ有効打を打てなかった。

いや、むしろ北朝鮮側の反発を招き、余計に核開発を加速させてしまった感がある。

 

日韓の政治屋どもは今頃頭をひねって無い知恵を絞っていることだろう。

 

 

解決のカギはアメリカにしかない

なぜ、北朝鮮問題は解決に向けて何の進展もないのだろうか?

 

私は、解決のカギを握るのはアメリカしかない、と思っている。

 

アメリカが本気を出せば、北朝鮮問題など、ほぼ瞬殺で片付くと思うのだ。

ならば、なぜアメリカは解決に向けた行動をとろうとしないのだろうか?

 

今ヘタに手を出せば、北朝鮮が暴発し、同盟国である日本と韓国にコラテラル・ダメージ??

いやいや、アメリカさんよ、そんな安い言い訳はいらないぜ?

だいたい、アンタら、いちいち同盟国のことを気遣うようなタマじゃないだろ!?

 

北朝鮮問題に関しては、アメリカは見事なくらい『本音と建前』を使い分けているからなんだよ。

じゃあ、どんな感じで使い分けているのか?

そこんところを説明していこう。

 

まず、北朝鮮問題に関するアメリカの建前を見てみようか。

まず言うまでもなく、アメリカの北朝鮮に対する位置付けは、『同盟国に仇なす敵国』だ。

そして、その敵国に対して、6カ国協議や経済制裁を通して核開発を中断させるよう働きかけている。そして必要に応じて制裁も辞さない、というスタンスだ。

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中国にも北朝鮮を何とか抑えろ、などと根回しをして、半島情勢の安定化に向けて絶え間ない努力をしている、まさに、

『正義の味方』

というわけ。

 

これこそが、アメリカの演出する見事なる建前だ。

 

ぬるすぎると思わないだろうか?

 

とてもじゃないが、本気を出したアメリカのやり口ではない。アメリが本気を出せば、世界最強の軍事力を惜しみなく投入し、ものの数ヶ月で解決するだろう。

どうやら、朝鮮半島情勢に関しては、アメリカは本気で解決する気はなさそうだ。

 

じゃあ、なぜ、解決する気がないのだろうか?

ここをつぶさに見ていけば、アメリカの本音が見えてくる。

 

なぜ北朝鮮を瞬殺する気がないのかというと、簡潔にいえば、アメリカが儲からなくなるからだ。

北朝鮮が、周辺国に対して恐怖を撒き散らせば撒き散らすほど、周辺国はそれに対して身構える。つまり武装して対抗しようとするわけだ。

ここんところに、アメリカのビジネスが巧妙に絡んでいる。

例えば、 THAADミサイル。

これはロッキード・マーチン社が開発したミサイル防衛システムで、アメリカが韓国に買え買えと圧力をかけていたもので知られている。

中国のご機嫌うかがいしていた韓国は、最初は中国からの反対を受けて渋っていたんだ。

が、今回の北朝鮮の核実験の際に、しれっと配備されていることがわかった。

一体、いつの間に!?

私は、正直、北朝鮮の核実験よりも、この韓国の THAAD配備にフいてしまったくらいだ。

数年前に、日本にパトリオットPAC2を売りつけたのもそうなんだが、

北朝鮮が暴走すればするほど、アメリカは同盟国に武器を売りつけやすくなる。

こんな構図が出来上がっている。

つまり、北朝鮮のおかげでアメリカは儲かる。

北朝鮮は大事な『お敵様』ってわけだ。

 

現在のように、生かさず殺さずのまま泳がせておき、周辺国に対してヒール(悪役)っぷりを発揮してもらわなければならない。

そう、全てはアメリカの国益のために。

 

 

もうお分かりだろう?

おそらく、北朝鮮問題は解決しないだろう。

解決してもらっては、アメリカ様が困るからだ。

アメリカにとっては、北朝鮮という大事な金ヅルを潰す理由などどこにもない。

 

まさに、ヤクザ顔負けの腐れビジネスが展開されてるってわけ。

 

このあたりのことを、日本側はどう考えているのだろうか?

おそらく気づいてないだろうな。いや、たとえ気づいてるとしても、敢えて見て見ぬ振りをしてるだろう。

見るのは、あくまで、アメリカのキレイな建前の姿だけだ。

こう言い切れるには理由がある。

私は、防衛省の高官の軍事的見解?をよく目に耳にするんだけど、彼らはマジで何も気づいていない。

彼らは本気でアメリカの建前を信じている。

彼らの目には、物事の本質が何一つとして映っていないんだ。

こんな奴らに日本国の防衛を担わせておくなんて正気か?とも言いたくなる。

正直、メチャクチャ不安を感じている。

 

これでは、アメリカや北朝鮮にいいようにやられても仕方がないだろう。

 

日本だけではなく、おそらく韓国も似たような状況ではなかろうか?

 

いずれにせよ、極東アジア情勢は、待った無しの風雲急を告げる時が来る。

 

そんな可能性はどんどん高まってるのかもしれないな。

 

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公務員でありながら公務員をこよなく嫌う社会不適合者。

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