日々雑感

テレビが語らない米朝関係|狡猾な北朝鮮と愚かなアメリカ

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ほとんどの人は、ニュースや新聞こそが第一次情報であると信じて疑わないけど、僕らが日々目にする北朝鮮関連ニュースってのは、基本的にアメリカ政府筋から一方的に与えられたものにすぎないんですよ。

そもそも日本のマスゴミに、「独自取材で得たネタをもとに正しく考察する」なんて能力や気概はありませんから。

まぁ情報の大元がどこであれ、正確であれば何も問題ないのだけど、残念ながら昨今のニュースを見る限り、アレが正確な北朝鮮情勢であるとは到底思えない。

 

今回は、現在の米朝関係ないし、今や「世界の火薬庫」と化した東アジア情勢などを述べてみようと思います。

 

金正恩はべつにイカれてないと思うぞ?

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ニュースの言ってることって、結局はほら、

「金正恩は戦闘狂のキチガイで、北朝鮮は国家ぐるみでイカれたならずもの国家」

みたいな感じでいつも終わってるじゃないですか。

心情的に許せないのはよくわかる。わかるんだけども、敵国を分析するにあたり、「ボスがアホなんで何やらかすかわからんから、みんなで嫌がらせしようぜ!」では話にならんでしょう。思考停止かと。

こんな小学生レベルのヤジで溜飲を下げてるうちは、「北朝鮮の真の姿」を見抜くことはできない。相手の本質が見えなければ、外交で有効打をうつなど到底不可能です。

問題なのは、「金正恩はクソ野郎」のような低レベルなヤジが、アメリカはじめ国際社会全体のコンセンサスであるということ。だから国際社会は、何年たっても北朝鮮問題にいいように振り回されるのです。

そもそもですよ、IQ Researchにもあるとおり、東アジアの民族ってのは基本的に頭が良いのであります。

上記のランキングに北朝鮮は入ってないけれども、韓国が世界第2位であることを考えれば、同族の北朝鮮人も同程度のIQをもってると考えて差し支えないでしょう。

頭脳の優劣だけでいえば、アホの入り乱れる多民族国家のアメリカよりも北朝鮮のほうがよほど上だと思います。

ましてや、金正日が後継者に指名した「金正恩」が「頭のネジのとれた戦闘狂」というのは、普通に考えて有り得ない。

 

マスゴミは知らない北朝鮮の真の姿

まず、北朝鮮が経済的に困窮しているというのは正しくありません。

以前、北朝鮮のミサイル発射はビジネスだった?日本が戦争に巻き込まれない唯一の方法とは?でも語ったとおり、北朝鮮ってのは国際社会から爪弾きにされてるとはいえ、なんだかんだできちんと稼いでる国です。

「北朝鮮国民はほとんどが飢えてる」なんてのは、マスゴミの捏造ですよ。

こういうのを取り上げて、さも全部がそうであるかのように見せかけるのはマスゴミの常套手段です

 

彼の国の主な収入源はといえば、ミサイルなど兵器の輸出・安くて優秀な労働力を活かした製造業・麻薬産業などでしょうか。最近ではビットコインのマイニング事業や、仮想通貨のハッキングなんかもやってるらしい。

こうしたものを国家ビジネスに据えるのが良いか悪いかはおいといて、北朝鮮という国は、食い扶持くらいはしっかり稼いでる国なのです。少なくとも「失敗国家」などではありません。

経済成長率は3%を超えてるとの報告もあるみたい。

金正恩とそのブレーンたちは、極めて合理的且つ緻密な戦略にもとづきながら、「できることは何でもやる」というスタンスで国家を運営しているのです。

地政学的にはかなり不利な国なので、国際社会の中で普通にやってても痩せ細るだけ。飢えないためには手段など選んでられない、というのが彼の国の正義なわけです。

 

北朝鮮は韓国を人質にとってる

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「ソウルを火の海にする」というのは虚言でもなんでもありません。今の北朝鮮には、それを実行できるだけの力は十分にあります。

38度線の北朝鮮側にはミサイルが多数配備されており、これらは全て「ソウル」に照準が合わせられています。もしアメリカがこちらに攻撃を加えるなら、青瓦台はおろかソウル全体を阿鼻叫喚地獄に陥れることも可能という。

北朝鮮なりの「防衛手段」なわけですね。

もちろんアメリカからすれば、そんなことお構いなしに爆撃しまくって北を再起不能にするのは簡単です。しかしながら、その代償でソウルが沈んだとなれば、当然ながらアメリカは国際社会から人道上の罪に問われボロクソ叩かれる。

だから、アメリカは躊躇する。

「だったら、まずは38度線のミサイルを空爆やトマホークで一発残らず蹴散らせばいいだろ!」と仰る方もいると思います。

数発程度のミサイルであれば、それも可能でしょうが、38度線には数百ものミサイル台があるといわれており、それらを同時に壊滅するのはいかにアメリカでも不可能です。

ちなみに、ミサイルの弾頭の中にはサリンなどの化学兵器も搭載されていると思われるため、たとえ一発でも落ちればソウルは壊滅的被害を被る可能性が高い。

そうしたリスクを負ってまで北朝鮮とヤるのか?といえば、国際社会の目を気にするアメリカとしては、そう簡単にはヤれないわけです。

そして、そういったアメリカの「弱み」は異常なく北朝鮮からは見透かされてるという。

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そもそも韓国は自衛できないのか?というと、それも無理

単純な軍事力の比較であれば、北朝鮮と韓国では、当然韓国のほうが数段上ですが、その差を埋めてあまりあるほどに、外交を含む「戦略面」においては北朝鮮のほうが有利なのです。

そもそも首都(ソウル)が人質にとられて一体何ができるのか?と。

(そもそも、何故わざわざ38度線から約50kmしかない場所に首都をかまえたのかが理解不能)

もし「南北統一」というのが現実に起こるのだとすれば、「北朝鮮が韓国の経済力を飲み込む」という構図になっても、なんら不思議ではありません。

 

北の核能力は順調に精度を増してる

核兵器というのは、たとえ1発でも保有することに意義があります。何発持ってるかはさして重要ではありません。

相手に「とりあえず、ウチは核をもってるから。」と脅しを与えるだけで、その後の外交をガラリと変えることができるのです。核兵器というのは、破壊力というよりもむしろ外交(脅し)のカードとして非常に有効なのであります。

そして北朝鮮は今や立派な核保有国。

国際社会の批判にも耐え水爆実験にも成功し、弾頭につけられるほどの小型化にも成功。今や、ノドン・ムスダンといったスカッドクラスの準中距離弾道ミサイルをも完全配備済みです。

北のミサイル性能は日に日に向上し続け、テポドンなどのICBM(大陸間弾道ミサイル)をついに完成させ、「アメリカも射程圏内にある」というのも虚言ではなくなりました。

完成させてしまえば、最強国アメリカとの外交をも劇的に有利に運ぶことができる。こうした世の真理ともいうべきものを、北朝鮮の指導者層はよく理解しているのです。

そして北朝鮮は現在、こうしたミサイルを数十発ほど保有するに至ったようです。

ちなみに、

核保有国同士の戦争はない

というのが国際社会のコンセンサスです。核の打ち合いとなれば地球が崩壊するのだから、当然といえば当然ですが。

アメリカもその例に漏れず、相手が核保有国であれば、容易に戦争を仕掛けるわけにはいかない。暴力という選択肢は下げざるを得ず、相手国を屈服させるには外交頼み。解決するには相当にハードルが上がるわけです。

しかしながら北朝鮮からしても、こんな外交は「綱渡り」以外の何物でもありません。一歩間違えば自国が消滅する、非常に危険極まりない政治運営です。

でも危険とはいえ、こうしたアメリカのジレンマを敢えて突くことで、国家運営をかろうじて上手く回すことでしか北朝鮮は存続することができない。

これが北朝鮮の現状なのです。

はっきりいって、日本の三流政治家などの出る幕はないと思う。

 

中国はもはや北の親分ではない

バラク・オバマは歴代合衆国大統領の中でも、間違いなく無能の部類の男です。その理由は、北朝鮮問題を全て中国に丸投げし、自身は全くといっていいほど真剣に向き合わなかったから。

そのクソ外交のツケは今になってしわ寄せがきており、気がつけばアメリカをも射程圏内に入るほどに、北朝鮮のミサイルは進化してしまいました。そうした長年にわたる外交的失態を一朝一夕で取り戻せないし、もはやそんな猶予はない。

トランプ大統領も好戦的な発言はしてるけど、口で言うほどの有効打があるのかといえば、それもない

これが東アジアの今の現状です。

 

アメリカ政府は根本的なところで間違えたんですよ。

アメリカは、「北朝鮮を制御できるのは親分である中国しかない」と長年考えており、従来それを米朝外交の基本方針に据えてきましたが、そもそも中国には北朝鮮への影響力なんてありませんからね。

中国が北朝鮮の親分だったのは朝鮮戦争まで。今の中国は北朝鮮に対しプレゼンスがあるどころか、製造業を北朝鮮に依存するなど、むしろ経済的に依存関係にある始末です。

しかも今や核保有国となってしまった北朝鮮には、ますます何もいえない。

ちなみに金正恩が北京を訪問したことは、これまで一度もありませんからね。おまけに、「北京も核攻撃できる」との爆弾発言があったように、今やアメリカ外交のダシに使われる始末です。

実は、ウイグルや内蒙古にミサイル売られやしないかと内心ビビってるんじゃないか。そう思えるほどに、中国は北朝鮮に対してあまりに無力。

 

結局、米朝対決は起こるのか?

これまで述べてきたことを鑑みれば、米朝戦争というのは普通に考えて起こりにくいと思われます。

どう考えてもアメリカのワンサイドゲームにはならないわけで、同時者同士以外の第三国にも甚大な被害が及ぶと考えられます。韓国はもとより、日本においても三沢・横田・嘉手納などアメリカ空軍基地周辺もミサイルの標的になるでしょう。

トランプ氏が同胞を犠牲にしてまで北を攻撃するのか?といえば、それはちょっと現実的でないなと僕は考えます。

しかしながら、最終的に北朝鮮を攻撃するか否かを決断するのはドナルド・トランプであり米国の議会なわけだから、どう転ぶかは僕にはわかりませんが。

 

米朝対決について、もっと詳細に知りたい方は、この本をおすすめします。⤵︎ ハンパないですよ。

 

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