お金の話

お金の預け先、本当に大丈夫? その1

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投資をしていないからリスクはない。

 

お金はすべて定期預金だから安心。

 

それって本当なんでしょうか?

 

こんにちは、伴です。

 

私たち日本人は、一般的には銀行の定期預金を利用しています。

その銀行預金に入れておけば、果たして資産の価値は保てるのか?

今回は、預金口座で眠っているあなたのお金について、少しだけ、考えてみて欲しいのです。

 

このサイトでは、まだまだ投資コーナーが充実できておりませんので、訪れてくれる方のほとんどは、株式を保有せずお金は全て銀行預金、という方が多いと思います。

 

その預金口座にあるお金は、当然、あなたにとっては凄く大事なものです。

 

贅沢を控え、毎月の給料の中から少しずつ貯めてきた努力の賜物、まさに虎の子資産ですよね。

 

 

今回は、あなたのその虎の子資産に対する敵とは何なのか、を見ていきます。

 

敵とはもちろん、あなたの資産の価値を損なうもののことです。

 


・預金の敵 『インフレ』

 

『インフレ』または『インフレーション』という言葉を聞いたことがあると思います。

 

これは、モノの価値が上がることを言います。

 

例えば、今まで100円で買ってたポテチが気づいたら120円になってた、なんて経験あると思います。

これまで100円で買えてたのに、今じゃ120円払わなきゃならないってことは、当然『円』の価値が下落したってことですよね。

これが『インフレ』です。

 

インフレの反対が『デフレ』です。

『デフレ』とは逆にモノの価値が下がるということ。

 

先ほどの例でいえば、ポテチが80円になるということです。

これまで100円で買えてたポテチが、80円払うだけで買えるんだから、円の価値は上がったことになりますよね。

日本が長らく置かれているのが、この『デフレ』なんです。

日本人はこれまでデフレ環境に置かれていたため、定期預金に円をたくさん預けてても、特に損することはありませんでした。

 

「じゃあ、定期預金で問題ないんじゃない?」

 

確かに。

 

デフレが続くのであれば円を持ってても問題ありませんし、むしろ有利でもありましょう。

 

 

でも、

 

もしデフレが続かなければ?

 

もし、今後インフレになったら?

 

 

当然、今まで普通に買えたものが買えなくなってしまいます。

 

わかりやすい身近な例でたとえますと、

 

ある人が、定年に合わせて家を買おうと、若い頃から贅沢を控えコツコツと貯蓄に励んだとしましょう。

 

家の相場は約4,000万。低金利とはいえなるべくローンは組みたくない。

 

そして無事に定年を迎える頃、見事目標である貯蓄4,000万円を達成しました。

 

さぁ、そこで念願の家を買おうと、現金をカバンに詰め込み住宅展示場へと向かいます。

 

しかし、そこで提示された値段は、

 

5000万円〜。

 

過去には4,000万円で買えたものが、現在では5,000万円払わなければ買えない。

 

これがインフレの怖さです。

 

お金持ちと言われる人達の資産の内訳をみると、現金の割合がそれほど高くないんです。

 

資産の大部分は不動産であったり、株式や債券であったりします。

 

やはり、保有する資産の額が多ければ多いほど、資産価値の保全に対する知識であったり感覚が庶民とは違っているのでしょう。

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物価上昇というインフレの波の前には、現金のみでは無力なんです。

 


・預金の敵 その2 『円の下落』

 

ドルやユーロをはじめ、世界には円以外にも様々な通貨があります。

 

FXの経験がある方は身に染みておわかりかと思いますが、円の価値は日々刻々と変化しています。

 

現在のレートでは、1ドル約106円。

 

この10年間、民主党政権や現在のアベノミクスなど、円の価値に影響を及ぼす出来事がたくさんありました。

 

円は1ドル76円から125円の間で乱高下してきました。

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上はドル円の15年チャートになります。

現在の円のレートって、ここ15年でみても、そこまで円高でもないし円安でもない。

 

そう、見た目は、ね。

 

海外旅行したことのある方(特に欧米)は、現地での物価の高さに驚いた経験があるのではないでしょうか?

 

なぜか?

 

この20年以上の間、日本がデフレから脱却できずもがき続けてきた一方で、諸外国では絶えずインフレが起こってきたからです。

つまり、日本経済が成長してこなかった一方で、諸外国は経済成長し続けてきたということ。

経済成長してきたということは、諸外国では物価が上昇し続けているということ。

たとえ、15年前から1ドル100円、1ユーロ120円が不変であったとしても、15年前の当時の諸外国で買えたモノは、当時の価格では買えないはずです。

さらに近年ではアベノミクスにより紙幣の大量発行が行われており、円の価値はますます下落を続けていくと思われます。

 


 

・預金の敵 その3 国力の低下

 

先ほどの円の価値の下落とリンクしますが、

日本の国力の低下は、私たちの保有する円資産の価値の下落にも直結します。

 

基本的に、通貨の価値は国力に依るものが大きいからです。

 

貧しい国がなぜ貧しいのか。

 

目だった産業もなく国内の消費も弱い、経済が弱いということは通貨も弱いのです。

通貨が弱ければ、当然輸入で手に入れるべきモノも手に入りにくくなる。

石油など経済活動や日常生活に欠かせない資源ですら、通貨が弱い分、輸入の際にもコストが増えるということです。

通貨が弱すぎるということは、輸出にとっては有利でしょうが、経済全体で見ればデメリットのほうが大きいのです。

 

日本は、国力の減退がほぼ約束された国です。

その大きな理由の一つは、人口減少。

人口減少という点においては、日本の深刻度は世界一です。

普通の人口減少ではないからです。

老人が増え若者が減るという最悪のパターン。

移民受け入れにも、政治家から国民に至るまで積極的ではない。

そこで、何が最悪かというと、労働力が減少するということ。

そして、老人を支えるため、若者に対する社会保障費の負担は激増していくということ。

この人口減少一つだけでも、国力が減退する十分な理由となります。

日本国という国の価値が下落していく中、私たちの円資産のみが価値を保ち続けられるわけがありません。

もちろん、引きずられるように下落を続けていくと思います。

それほど遠くない未来には、1ドル200円などと考えられないほどの円安になっているかもしれません。

 

 

その2に続く。

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若干貧しく育ったためか貧困問題にはやたらと敏感。コンプレックスの裏返しか。

 

 

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