お金の話

たぶん日本の財政破綻は起きない、でも…

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日本の国債つまり借金は、本日付で約1043兆円となっております。
※日本の借金時計参照⤵︎

http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html

 

平成20年度末時点での国債残高は770兆円だったので、一年あたり大体40兆円ペースで増えているということですね。

ここまでくると国債残高を減らすどころではありません。

増えるペースを減らすことで精一杯でしょうし、どうあがいても国債残高は増える一方です。

じゃあ、財政破綻というXデーまで座して死を待つしかないのか?

といわれれば、そういうわけでもありません。

 

私なりの結論を先に言いますが、

 

日本の財政破綻は考えにくいです。

 

理由は2つあります。

 

1 日本は外国からお金を借りていない。

これまで財政破綻に追い込まれた国はいくつもあります。

そこに共通して言えるのは、外国から資金調達しなければ国家財政が維持できないほど財政基盤が脆弱だということです。

そして自前の通貨の国際的信用が非常に弱い。

一度債務危機に陥れば当然、自国通貨の価値も下がります。

自国通貨の価値が暴落すれば、外貨建ての借金の返済額は何倍にも膨れ上がります。

その結果、資金繰りが停止しハジけるわけです。

 

日本はどうでしょうか?

国債残高の内訳を見れば、外国人が保有する日本国債は約50兆円です。

これは国債残高全体から見れば、ほんの5%に過ぎませんし、GDP比でみれば10%程度です。

そして円は国際通貨であり、その信用度は中途半端な国の通貨などの比ではありません。

しかも日本は対外的には純債権国であります。50兆円以上の金額を外国に貸し付けております。

過去に『ギリシャ危機は対岸の火事ではない』などとマスコミがやたらと煽っていましたが、

ハッキリ言って、

 

ギリシャ危機は対岸の火事でした。

 

日本とギリシャの財政問題は質が違います。

同列に並べること自体、頭が悪すぎです。

 

2 日本は通貨発行権を持っている

いくら借金が積み重なろうが財政破綻しない理由としては、これが大きいのです。

金が無くなれば、輪転機を回せば良いのです。

そんなことすれば円の価値が暴落するじゃないか!ハイパーインフレが起こるじゃないか!と言う方もいるでしょう。

外貨を稼ぐ手段のないショボい国がコレをやるとハイパーインフレまっしぐらですが、労働者がマジメで常に供給力過多の日本ではハイパーインフレなど起きません。

むしろマイルドなインフレが起こるかもであり、これは安倍政権の望むところです。

円の価値が暴落するにしても、それと同時に輸出企業の価格面での競争力が高まります。

そうなれば輸出企業が儲かり日本国の税収が潤います。逆に顔真っ青になるのは競合する諸外国というわけです。

その結果円の価値は引き上げられ、結局は帳尻が合ってしまうのではないでしょうか?

※日本の国際的競争力が維持できればの話です。いくら安くともクソな製品など外国では売れません。

 

それ以前に、円を刷りまくったとしても、実際にそこまで円安が進むかどうかもわかりません。

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現に今現在そこまで引くような円安ではありませんし。

アメリカやユーロや中国も同様に金を刷りまくってますが、そこまで壊滅的な通貨安にはなっていないのが現状です。

だから、いくら円を擦りまくろうが、過剰に恐れまくる必要はないのです。

 

 

ならば国債残高を無尽蔵に増やしてもよいのか?


とんでもない!

財政破綻することは無いとは思いますが、いいわけがありません。

 

ここからが本日のコラムの本題であり、私の1番の疑問なのです。

 

国債が無尽蔵に膨れ上がり続ける先には、一体どんな未来が待っているのか?

国民の金融資産総額1700兆円を担保に借金しまくっているが、この担保を超えるとどうなるのか?

今は国債を日銀が引き受けてるけど、それが限界まできたらどうなるのか?

この疑問に関しては、ネットサーフィンを繰り返してきましたが説得力のある解答を見たことがありません。

 

当然でしょう。

 

長い人類の地球上で、誰も踏み込んだことのない領域なのだから。

 

誰もわからない。

 

勝手な想像でしか解答できないのです。

 

ここからは、私の想像をお話ししたいと思います。

現状どおり、日本に対外債務が少なく対外純債権国であり続ける、という前提で話をします。
(でないと財政破綻で話が終わっちゃうので)

今後も借金が膨れ上がり続け、これ以上持続可能ではないほどの国債残高を抱えたとしましょう。

それでも、そのほとんどが円建てであれば財政破綻は考えにくいです。

しかしながら、日本のバランスシートはかつてないほどに醜悪なものとなっている。

日本政府の立場からすれば、

 

ここらでリセットしようかな!

 

となるわけです。

 

そうなるポイントは、外国に借金がないことと、通貨発行権はあくまで日銀にあることです。

 

借金を返せないのならば、踏み倒すしかない。

しかも借り手は自国民なので、どうとでもなるわけです。

 

そこで考えられる究極の一手が、新円切替なのかなと。

「これ以上借金増やし続けるのも何だし、かといって返すメドなんてないから、チャラにします。本当にごめんなさい。」

現代版徳政令が下されるわけです。

 

そうなれば結局、誰が一番煽りを食うのか?

 

それは真面目な国民の皆様です。

 

銀行にせっせと預けていたお金は旧紙幣にされてしまい、ほとんど無価値となるのです。

こんな目に合うなら土地でも買っとけば良かった、と後悔するわけです。

 


 

あくまで、これは私の予想です。

私はそこまで経済に詳しくないので、素人の勝手な想像となっております。

意外にも、今後は財政健全化がうまく機能するかもしれない。

政府の目標とする経済成長とマイルドなインフレターゲットを達成し続け、実質の借金を減らせることができるかもしれない。

 

日本の財政問題がどうなるかなど、誰にもわからないのです。

 

でも、私の目には、そんなに良い未来が待っているようには思えない。

 

いつの時代も、泣きを見るのは決まって愚かな民衆なのだから。

 

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