以前は高配当銘柄ばかり保有していた。
4半期ごとに振り込まれる配当を再投資していくのを戦略としていたが、それは2年ほど前からやめている。
投資効率が良いとは思えないからだ。
まぁダウの老犬銘柄とて、マクドナルドやマイクロソフトのように良いパフォーマンスを示す銘柄もあるが、中にはエクソンモービルやIBM、タバコ銘柄のように足を引っ張る銘柄もあるわけで。
配当金が入るのは嬉しいが、肝心の株価の成長が期待に沿わないのであれば、「最初からS &P500のETF買うのと変わらん」となる。
それじゃあつまらんってことで、成長株投資に舵をきっているのが現状だ。
当時と今の僕のポートフォリオは全くの別物である。
HDFC銀行
HDFC Bank【HDB】はインドの商業銀行である。
インド準備銀行の一部をスピンオフしてできた銀行で、個人から大企業への融資や投資銀行業務などいろいろやってる民営の銀行だ。
インド経済が今後成長していくのは、皆さんご存知の通り。
そして、途上国が経済発展していく段階で恩恵を受けやすいのが銀行セクターといわれている。
というわけで、僕はこの銘柄(HDB)を2月ほど前からコツコツ買っている。
まぁインドの銀行は不良債権問題がなにかと取りざたされているが、それは国営銀行のハナシで、民間銀行はまだマシである。
それにインドには例のカースト制度や貧困問題など越えるべき壁がある。いずれ経済規模が中国を越すとはいえ、一筋縄ではいかない国であることは確かだ。
でも僕はHDBを買う。
幸か不幸かHDBは株価が暴落しており、2019年7月の決算をコケて以降、アメリカのファンドからも持ち株を減らされるなど、7月の最高高値から15%も下落している。
買いやすいのは間違いないってことで、僕はコツコツ買い増しているというわけだ。
HDBは成長株だ。

安定と配当が欲しければ、日本のメガバンクやJPモルガンでも買えばいいと思う。
でも、それやるくらいならETFを買う方がマシであるのは前述のとおり。