こんにちは、ブロガー伴です。
米国だろうが日本だろうが、株式市場に上場する企業は決算発表が義務付けられている。各4/四半期ごとにね。
んで、この決算発表がかなり重要なんだ。その前に、決算発表の見るべきポイントを説明しよう。
まず、アナリスト予想というものがある。次の決算発表の際、EPSはこんなもん、売上高はこんなもん、てな具合にアナリストが予想している。
決算発表の際には、このアナリスト予想が基準とされるんだ。実際に発表される数値がこのアナリスト予想よりも上回るか、それとも下回るのか、投資家はここんところを注意深く見られているわけだ。
見るべき点は、
・EPS
・売上高
・今後の見通し
この3つ。
3拍子そろってアナリスト予想よりも上回る決算は良い決算。
どれか一つでもアナリスト予想に届かない決算は悪い決算。
ってこと。
アマゾンは2016 3Q決算を取りこぼした
私の保有銘柄の一つに、アマゾン(AMZN)がある。そう、みんな使ってるあのAmazonだ。
先日、アマゾン(AMZN)の決算発表があったんだけど、内容が良くなかった。2016年3Qの決算では業績はかなり大コケしてた。
アマゾンの今後の見通しは、あまり良くないように思える。
まずはEPS(一株あたりの利益)から。
2016年3/四半期の決算、事前のアナリスト予想は82¢のところ、発表ではたったの52¢だった。
売上高は、予想326.5億ドルに対し、結果327.1億ドル。
失速の原因は、アマゾンウェブサービス(AWS)の成長の鈍化だ。
このAWS、アマゾンの事業の中ではとりわけ利幅が大きい。
そして、クラウドコンピューティングサービスという分野で、これまで並み居る競合他社を制してきた。
アマゾンの業績は、これまでアマゾンウェブサービスが牽引してきたともいえる。
しかし、クラウドコンピューティングサービスという分野はライバルがどんどん力をつけており、今後はレッドオーシャン化すると予想されているんだ。当然、AWSも競合に晒されるわけで、今後もAWSの成長性は鈍化する可能性が高い。
アマゾンの将来的な成長性に暗雲が立ち込めた。と思っている。
今回の酷すぎる決算内容を見る限り、そう思わざるを得ない。
アマゾン(AMZN)を売却
私のAMZNの保有数は5株、平均取得単価は$602。
これを全部売却しました。売却単価は$780。
含み益は、(780−602)×5=$890
一応、利益確定だ。まぁ悪くはない。
アマゾン株は今後も下落する可能性が高いと思う。
なんせ、PER175、と超高PER銘柄だからね。
決算発表見る限り、今はあまり持っておきたくない。