券面には、デカデカとプリントされた100人隊長。
夜の店で出そうものなら、高確率で(こいつイキってんな)と思われるカードの一つ。

この「セゾンプラチナ・アメリカンエキスプレスカード」こそ、僕の今のメインカードであります。
プラチナは伊達ではありません。ゴールドカードからのきちんとした「招待」から手に入れました。
年会費は2万円と。
自分でいうのもなんですが、この手のカード保有者ってのは、(本家プロパーカードは敷居が高くて無理だけど、なんとかセンチュリオン(100人隊長)のデザインが欲しい)といった、とにかくステイタス感を求める方ですね。
悪く言えば、「自己愛とプライドは高いが、生活水準はそれに見合うほどではない」といった残念な層。
まさに、「井の中の蛙で、プライドだけが先行していた国家公務員当時の僕」にぴったりのカードでした。
そして、このカードもそろそろ終わりにしよう。
次なるメインカードは、センチュリオンとは真逆の「かわいいパンダさん」ロゴの楽天カードへ。
セゾンカードの欠点
僕の現在のネットでの買い物は、Amazon・7ネット・dマーケットの3択です。
その際、セゾンプラチナの還元率を高めるために「セゾンポイントモール」なるサイトを経由してるんですけど、
これがまた、超めんどくさい。
しかもモノによっては無還元と。
手間の割には効果があるのか無いのかよくわからない、いや多分ほぼゼロという、なんとも情けない状況です。
さらには、「セゾンPortal」というアプリが無駄に重たく、使いづらい。行きたいページが見当たらないとか、クレカのアプリとしては論外もいいとこ。クソです。
それでも我慢して使い続けているのは、税金をポイントで相殺したいから。
セゾンカードで貯まる永久不滅ポイントをnanacoポイントに交換し、その交換したnanacoで税金を払う、
といった地味な作業をこれまで繰り返してきたわけですが、
どうでもよくなりました。
年に一度の節税のためにね、せこせこ一年間もポイント貯めるとか、そこに何の面白みがあるのか。3年もやれば、もう飽きました。
それよりも、貯めたポイントを普段の支出に当てる方がよほど幸福度が高いことに気づきました。
ここらで楽天一択でいくのも悪くありません。
楽天を侮るなかれ
「楽天市場」と聞くと、頭パーの女が無計画にポチるといった俗なイメージがありまして、
それらと同列になるまいと、僕自身これまで意図的に避けてきたわけですが、今はむしろ楽天カードに対する期待は高いです。
この一大経済圏に飛び込んだほうが、確実にメリットを享受できると考えています。
いうまでもなく、楽天の強みは楽天ポイントをハブとした様々な派生サービスにありまして、
僕が気づくだけでも、
・楽天銀行
・楽天証券
・楽天モバイル
・楽天ブックス
・楽天トラベル
・楽天生命
・楽天車検
常日頃の支出をこれら全てに関連付ければ、更なる「ポイント」面での優遇措置が受けられるというね。
こうした楽天の楽天による楽天のための、凄まじいまでの顧客囲い込み戦略のことを、通称「楽天経済圏」と呼ばれています。
ここまで楽天にカネを落とすのは少々癪ではありますが、それで支出の大部分が一元管理され、且つポイントの高還元が受けられるのは、決して悪い話ではないかなと。
SPUの凄まじい破壊力
セゾンプラチナアメックスの還元率は0.75%ですが、楽天カードの還元率は1%。
土台からして違うわけですが、ここから上記の関連サービスを利用することで、更なる高還元が期待できます。
たとえばスマホを楽天モバイルに切り替え、楽天カードで決済。その楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にすることで、楽天カードの還元率は2%ないし3%に跳ね上がります。
いわゆるSPU(スーパーポイントアッププログラム)というもので、たったこれだけで楽天市場での還元率が倍増するのです。
僕であれば更に、
・社用車の給油の際に楽天ポイントカードを提示
・出張での宿泊費を楽天トラベルを経由
つまり会社の経費で更にポイントが貯まります。
貯まったポイントで楽天ブックスで何か買うと。こうしたシュールで合理的な絵図を頭の中で描いています。
というわけで楽天カード作ります
今さら感はありますが、とりあえず楽天カード作りますよ。もちろんセルフバックで。
券面デザインは、やっぱこれでしょ⤵︎
