投資

お願いですから貧乏人は『卵を一つのカゴに盛って』ください

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「格言」や「ことわざ」というものは、「先人たちの経験を元にしたタメになる教え」であると世間一般では認知されています。

だったら実際役に立つのか?といわれれば、残念ながらリアルでは全く役に立たないといわざるを得ない。

なぜか?

「ことわざ」や「格言」とは、どーでもいいことを「なんか良いこと言ってる風」に言い表したものに過ぎないからです。そもそも先人は頭が良かったのか?という疑問はおいといて、とにかく、頭の悪い大衆向けにカスタマイズされたものだというのは間違いありません。

であれば、それに素直に従ったところで、大衆同様ロクな結果を出せないのは言うまでもないでしょう。

 

投資においては「卵は一つのかごに盛るな」という格言があります。リスク回避をうたう場面でよく使われる格言です。

一見すれば非常に示唆に富んだ真言のように聞こえるでしょうが、実はそうでもなかったりします。

卵は一つのかごに盛るな

 

あなたは大量の卵を持っています。ちなみに、あなたの食材はその卵だけです。それ失くすと食べるものはありません。

割ったら大変です。

大切に保管してください。カゴを落とせば卵は全部割れてしまうので、一つのかごに全部盛るのはやめてください。

卵は複数のカゴに分けて保管しましょう。そうすれば、たとえ一つのカゴを落として卵割ったとしても、他のカゴの卵は無事です。

つまり、「リスクは分散しろ」ということが言いたいわけです。これをそのまま投資に当てはめれば、

相場のクラッシュに備えて、投資先は分散させましょう。

1つの資産だけに投資するのはリスクが高いからやめてください。投資信託などを通して株式や債券などにバランスよく振り分けましょう。

バランスよくとは、国内株式・外国株式・国内債券・外国債券のように4分割にして投資するということです。そうすれば1つのセクターが暴落しても他の3つは生き残ります。

そして、ある分野が上がればその分を売り払い、下がった分野を買い増しましょう。こまめにリバランスすることでポートフォリオを常に25%ずつの配分状態に保つことが肝要です。

そうすることで資産を減らすことなく運用できます。

 

そう、ファイナンシャルプランナーの方がよく語るアレです。たとえば勝間和代さんの書いたこの本⤵︎とか。

理屈はわかります。でも、それでうまくいくなら世の中投資でコケる人はいないわけで…。金融リテラシーを語る前にまずは、相場は理屈どおりに動かないという事実にいい加減気づきましょう。

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減りはすれど増えることのない最低の運用方法

当たり前のハナシですが、資産というものは分散させればさせるほど増えにくくなります。

上記4分割の例でいえば、外国株セクターが上がったとしても債券セクターが下がっていれば、運用成績にはそのぶんケチがついてしまいます。たとえ債券セクターが現状維持だとしても、株式にフルで投資してる人に比べれば、分散してるぶん含み益は1/4に止まります。

「暴落時に防御力を発揮するだろ」とおっしゃる方もいるでしょう。が、あのリーマンショック時においては、分散型ファンドとて軒並み暴落していたのは歴史が示すとおりです。

暴落するときは全てが暴落するのです。分散投資にはあなた方が期待するような防御力はありません。おまけに、

 

好調なときは増えないしな。

 

日本人はお金に対する執着が異常に強くて、とにかく資産が目減りするのを極端に嫌います。「減ったらどないしよ?」としか考えられないようなダサいマインドであれば、タンス預金するほうがまだ行動に一貫性があるといえましょう。

投資初心者によく考えてもらいたいのは、一体何のために投資するのかということです。それは間違いなく、お金を増やすことであるはずです。

 

卵を分散させてもいい人

少し脱線しますが、卵を複数のかごに盛ってもいい人を紹介しておきましょう。

それは「資産家」です。巨額の運用資金をもつ資産家は分散投資でも十分な利益が出せるからです。

たとえば前駐日大使のキャロライン・ケネディさん。「ケネディ家」という著名な政治家や実業家を輩出してきた由緒ある家柄で、資産総額約300億円ともいわれる筋金入りの資産家です。

ポートフォリオの内訳は主に、公社債・米国債・不動産投資信託などなど比較的ボラティリティの低いものに十分に分散されております。年間のリターンが(少なく見積もって)1%だとしても、ケネディさんの懐には毎年3億円が入ることになります。

元手が多ければ規模の経済が働きますからね。資産家は既にある資産を守るだけでそれなりに豊かな生活が保てるわけです。

であれば、そこから無理して集中投資してまで資産を増やす理由はありません。

つまり、「卵は一つのカゴに盛るな」はお金持ちのための格言ということになります。

 

卵は一つのカゴに盛れ

規模の経済が働くのであれば、規模の無い僕ら貧乏人がケネディさんと同じことをしてはいけません。貧乏人がやることは、まずはとにかく手持ちの資産を増やすことです。分散投資などと悠長なことしてる場合ではありません。

リスクをとらない限り、貧乏人はお金持ちにはなれないのです。投資のリターンはリスクに比例するのであれば、リスクをとらない限りお金は増やせないのであります。

あなたが今貧乏でお金持ちになりたいのであれば、「卵を一つのかごに盛らない」のではなく、ゴチャゴチャ言わずに「全ての卵をひとつのカゴに盛る」のが正解なのです。

「虎の子!」と連呼しながらなけなしの金を守ったところで、一体何が得られるのか。たかだか数百万円程度の資産を分散したところで、得られるリターンなどたかが知れてるし、たとえ相場が暴落したところで損失額もたかが知れてる。

貧乏人になくすものはありません。なくすものがないのであれば、リスクをとりフォーカス投資するほうがよほど合理的だといえましょう。

 

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