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初心者むけ|米国個別株の買い方【選び方】の基礎編

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タイトルで誤解されてる方もいる(と思われる)ので最初に言っておきますが、本記事は「株の買い方」などを述べるものではありません。

「株の買い方」は証券会社に問い合わせるか or ググれば済むハナシであります。マネックス証券口座であれば僕に直接聞いてくれて構わない。

とにかく、本記事の目的はそんなアホみたいな疑問を解決するものではなく、「銘柄の選択方法」を述べるものであります。

 

「銘柄紹介」を投資判断のメインにするな

「銘柄紹介」ってよくあるじゃないですか。

そう。株ブロガーさんたちが必ずといっていいほど記事ネタとして頻繁にブチ上る、あの「銘柄紹介」です。

この銘柄分析ってのが、ここ数年でえらく過熱気味になってきておりまして、「コンテンツのインフレ」とでもいいましょうか、どの記事を見てもマニアックなほどの紹介情報が結構なボリュームで書かれてるわけですよ。

「インフレ」がここまで過熱してるのは、検索上位争いがレッドオーシャン化してるからだと考えられますね。

現に検索上位群の中には年次報告書顔負けのクオリティのものもあります。おかげさまで、一調べ屋としては「どんな企業か?」を知るに全く困らない状況です。

決算報告や年次報告まで、プラスアルファで業績データまでをも噛み砕いてわかりやすくまとめられてるのだから、こちらの作業手間を省いてくれる意味でも、彼らの「銘柄紹介記事」は大いに意義がある。

しかしながら、如何に極められたものであれ、所詮は「会社の業績紹介」です。

それを熟読しただけでわかった気になるのは大いなる勘違いだし、そんな表面的な情報だけで上手くいくほど株式投資は甘くない。

多くの方はこう思っているはずです。

(あんたの言い分はわかった。じゃあその銘柄、素直に買ったとして儲かるのかね?)

この手の疑問に答えようとする記事は驚くほど少ない。

 

知りたいのは、結局何をどう買えばいいかということ

「木を見て森を見ず」とでも言いましょうか、普通株に手を出す上では、「企業分析」などミクロな情報だけでは不十分です。

「マクロ経済の動向」

と聞けば、いかにも敷居が高く感じられるでしょうが、個別株投資を行う上では、世界経済や各国経済の見通しといった「マクロ的な要素」は、第1に抑えておくべき重要な指標であります。

忘れてはならないのは、企業ビジネスは世の中の動きと密接に相関しているということ。世界の巨大企業は今や完全にグローバル化しているのですよ。

であれば、その業績や株価は世界経済の動向によって大きく左右される、と考えるのは極めて自然でありましょう。

であれば株式投資のアプローチとしては、

マクロ→ミクロ

の順で消去法にかけていくのが、極めて妥当であると考えます。

まずは、マクロ的な視点からセクターそのものを振るいにかけるのです。次に残ったセクター内の銘柄から、今度は銘柄分析などミクロ的な視点で有望な個別株を選んでいく。

これが「投資における一つの解」であると僕は考えます。

マクロ的な動向を知るには、まずはニュースや企業の決算報告などから膨大な情報を精査し掻き集めること。かき集めたそれらの情報を材料とし、徐々に自分の「投資判断」を固めていく。

簡単に言うなと?

そう、簡単ではありません。

これは大変な労力を伴う作業であります。それなりの「判断力」を体得するにはどうしても時間と経験が必要になる。しかも、その労力が必ずしも報われるとは限らない。

はっきり言ってしまえば、ファンダメンタル分析というのは道楽以外の何物でもないわけです。やれるのは「投資バカ」だけ。かく言う僕自身もいまだ修行中だ。

 

投資初心者にとっては、えらくハードル高いと思われるかもしれない。

でも心配は要りません。今回は【初心者向け】ということなので、できるだけ簡略化して述べてみたいと思います。

 

世界経済の動向は必ず抑えておこう

※伴作

この図は、1995年〜2020年までの世界経済の成長率とアメリカ経済の成長率を表したものです(2018年以降は予測)。

世界・アメリカともに2001年と2009年にマイナス成長となっているのは、それぞれ「ドットコムバブルの崩壊」「リーマンショック」が起ったからであります。

ここ10年に目を向けてみると、アメリカ経済の成長率はだいたい1.5〜3%のレンジで動いていることがわかりますね。世界経済に関しては概ね2.5〜4%のレンジでしょうか。

注目すべきは、世界経済・アメリカ経済ともに2018年を境に減少に転じている点です。(あくまでIMFの予測ね)

今後成長率が鈍化していく(と予測される)のであれば、現在のこの局面(2018年3月)では、利益を世界経済やアメリカ経済の成長に大きく依存する銘柄に投資しても報われない可能性のほうが高い、ということになります。

経済成長に大きく依存する銘柄とは何かというと、それは「資本財銘柄」です。業績を上げるためには世界的な好景気を必要するセクター。

「循環銘柄」ともいわれており、その具体例としては、

・ゼネラル・エレクトリック【GE】
・キャタピラー【CAT】
・ディーア【DE】
・アルコア【AA】
・ユナイテッド・テクノロジーズ【UTX】

あたりですね。日本株でいえば、有名どころだとトヨタ自動車【7203】あたりでしょうか。

これらの銘柄は景気が拡大する局面、つまり、今後経済成長率が上がると期待されている局面においては極めて有望な投資先となり得る一方、景気拡大を終えようとしている局面においては、株価は振るわず報われない可能性が高い。

つまり今のこの時期に、ゼネラル・エレクトリック【GE】キャタピラー【CAT】といった銘柄を買い増しする人たちはアホだということになります。

ゼネラル・エレクトリック坊や。僕はあんたの大ファンだが、正直、今のこの局面で【GE】を大量に保有する気にはなれない。

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とはいいつつ、僕自身のポートフォリオにもレイ・セオン【RTN】という資本財銘柄が含まれてるので、これは近々キレイに売却する予定です。

 

今のこの局面で選ぶべきセクター

「いやいや世界経済の成長は今後もまだまだ加速する」

と考えるのであれば、今の局面がどうであれキャタピラーを買うのもアリでしょう。

(とはいえ一抹の不安がある)

のであれば、資本財セクターの中でも、よりディフェンシブで安定した銘柄を買うことを推奨します。たとえば、

・ハネウェル【HON】
・スリーエム【MMM】

といった「業績が安定している」優良銘柄です。

これらの企業は「低成長であるも固いビジネス」を手がけているため、景気拡大局面においてはキャタピラーなどの典型的な資本財銘柄には見劣りします。

しかしながら、経済動向がどっちつかずで読めない局面においては、業績をそれほど落とさずに済む可能性が高く、株価下落の打撃も幾分緩和される可能性が高い。

 

経済成長率が3%を超えており、もはやこれ以上の伸びは期待できない。つまり景気が下降局面へと折り返しそうな局面であれば、そこはやはり生活必需品や食料品といったディフェンシブなセクターを選べばいいでしょう。

代表例としては、

・プロクター&ギャンブル【PG】
・コルゲート・パルモリーブ【CL】
・ゼネラル・ミルズ【GIS】
・コカコーラ【KO】
・ウォルマート【WMT】
・ホーメルフーズ【HRL】
・フィリップモリス【PM】
・ファイザー【PFE】

あたりでしょうか。

これらがディフェンシブ銘柄といわれる理由は、手がけるビジネスが景気の動向に(あまり)左右されないからです。

景気が悪いからといって、人々は完全に消費を止めるわけではありません。さすがにディズニーランドやUSJ行くとかの贅沢は控えるでしょうが、最低限の日常生活品はあいも変わらず消費し続けるはずです。

景気が悪いからといってシャンプーや歯磨き粉を買うのをやめる人はいないし、スーパーに行く頻度が減るわけでもない。毎朝食べるクソ安いシリアルを控えるわけがないし、禁煙するわけでもありません。

だからディフェンシブ

と一般的には言われています。

が、これをあくまで理屈であり全てを間に受けてはいけません。

たとえば、僕の保有銘柄の一つであったゼネラルミルズ【GIS】

これなんて昨今の株安のあおりをオモクソ受けてますからね。その下げ幅は、なんとキャタピラー【CAT】の比ではないという。

 

どこがディフェンシブなんだ

 

含み損抱えそうだったので、その前にすでに【GIS】全株売却済みです。この局面でのディフェンシブ力を期待してたんですが、本来目的に添えないのであれば始末するしかない。

とはいえ、ディフェンシブ銘柄が全て「あてにならん」のかといえばそんなことはなく、

あれほどうだつの上がらなかったコカコーラ【KO】なんて、暴落時にも目立った下げはなく、見事なディフェンスぶりです。

 

なんだかんだでFANGが最強なのか

FANG銘柄とは、

・フェイスブック【FB】
・アマゾン【AMZN】
・ネットフリックス【NFLX】
・グーグル【GOOG】

の頭文字をとった名称で、これらは「持続的成長銘柄」ともいわれております。

「持続的成長銘柄」とは、文字どおり、長期に渡る独自のトレンドに従って成長し続ける銘柄のことです。景気の良し悪しはあまり関係ない。

特にアマゾンとネットフリックの伸びは凄まじい。

結局、米国株の中では、なんだかんだ言ってもこれらが最強なのかもしれませんね。

 

最後に

というように個別株というものは、世界経済の成長サイクルに合わせて選ばなきゃならないわけです。

いや、別に決めつけてるわけではありませんよ。

自分のお金なんだし好きに投資して構わない。

好きにしていいのだけど、これまで述べたとおり、それじゃあ効率が悪いと。

だから、ある程度の勉強が必要になってくるわけです。

もっと勉強したいって方にオススメするのが、やっぱりこの本しかありませんね。プレミア価格になってるけど、個別株投資家であれば必読の一冊です。

 

 

んで、こうした僕ら個別株投資家の努力を台無しにするのが「インデックス投資家」であり「機関投資家」や「ヘッジファンド」なわけであります。

彼らが市場を丸ごと売買するせいで、下がる理由のない銘柄までが下げられるというこの理不尽。

こちらが勉強する意義をね、まぁ見事にブチ壊してくれるわけですよ。

それにムカつき義憤に駆られるがまま書き上げたのが、先日のこの記事ね⤵︎

個別株投資家が「インデックス投資」を毛嫌いする理由
 

多くの良心的な方々の気分を害してしまったようです。申し訳ありませんでした。

 

 

PS.クソリプは今後黙殺するのでよろしく。

140文字程度じゃあ、子供じみた程度の低い野次しかとばせないだろ。反論があるなら、本記事を上回るほどのクオリティで記事で論じてください。であれば惜しみない賞賛を送らせていただきます。

 

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管理人の伴です。
 

 

公務員でありながら公務員が嫌いな完全社会不適合者。

 

ワーキングプア脱出のため、アレコレ考え実践しています。守備範囲は主に株式投資・経済・社畜論。

 

若干貧しく育ったためか貧困問題にはやたらと敏感。コンプレックスの裏返しか。

 
雑学王を自称してます。
 

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