投資

世界の流通を支配する『穀物メジャー』

スポンサードリンク

 

私たちにとって、生活する上で絶対に欠かせないモノとは何だろうか?

 

ライフスタイルに関わる必需品といえば、たくさん思いつくだろう。

 

お金を挙げる人もいる。

 

食べ物を挙げる人もいる。

 

MacやWindowsだけは譲れないと答える人もいるだろう。

 

文化的な生活を送る上で、衣服も欠かせないはずだ。

 

それ以上にエネルギーが必要になる。

電気がなければMacやWindowsやスマホも動かないからだ。

 

それにガソリンがなければ移動手段がなくなる。

エネルギーこそ現代文明の根幹なのだから当然だ。

 

考え出せば、他にもたくさん思いつくだろう。

 

 

じゃあ、ここで、

 

人類が生存する上で必要なものとは何か?

ここまで限定して考えてみよう。

 

自ずと限られてくるはずだ。

 

そう、人類が生存するために絶対に必要なものとは、

 

『水』『食料』だ。

 

この2つが途絶えれば人類は生存できない。

 

豊かな国に住んでいれば忘れがちになるのだが、この水と食料だけは決して侮ってはならない。

 

 

『穀物メジャー』


『穀物メジャー』という存在をご存知だろうか?

世界の原油市場においては、エクソンを筆頭とする石油メジャーが大部分のシェアを寡占している。

それと同様に、世界の穀物市場においても数社の多国籍企業が取引の大部分(およそ80%)を寡占している。

この穀物市場の寡占勢力を『穀物メジャー』と呼んでいる。

 

世界の穀物市場を支配しているといっても、別に穀物メジャー自らが世界の農場を耕しているわけではない。

 

彼らが支配するのは『流通』だ。

 

世界中の農家から収穫物を買い取り、貯蔵し、販売し、輸送する。

穀物メジャーは莫大な投資により広大な貯蔵施設や巨大輸送タンカーを揃え、この集荷から輸送までの一連の流れを支配している。

 

現在、その筆頭格は5社。

 

・カーギル

・アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド

・ブンゲ

・丸紅

・ルイ・ドレフュス

 

丸紅がランクインしてるのを意外に思う人もいるだろう。これは、2013年に穀物取引高で米国第3位のガビロンを買収したためだ。

その買収で一気に5強の一角まで上り詰めたというわけだ。

しかしながら、ガビロンの買収は高くついたようで、同社のバランスシートには今でも巨額の負債が載っているはずだ。

 

カーギルはアメリカ国籍の企業だ。

ライバル企業を買収し世界最大にまでのし上がってきた。

スポンサードリンク

現在のシェアは、アメリカの穀物取引では30%を超え、世界の取引高においては20%に迫る勢いを誇っている。

穀物以外にも金融や工業分野にも手を伸ばしており、もはや一大コングロマリットと化している。

 

ブンゲはオランダ発祥のユダヤ系企業である。

設立は19世紀前半までさかのぼり、穀物メジャーの中で最も古い企業だ。

本社はニューヨーク。

ブラジルをはじめ南米での取引に強みを持っている。

株式も公開しており、ティッカーシンボルは「BG」

 

ルイ・ドレフュスはフランス系の企業で本社は現在スイス・ジュネーヴにある。

バリバリの同族経営で、当然株式は非公開。

ルイ・ドレフュスの会長はマルガリータ・ルイ・ドレフュスという女性。

年の割に妙に色っぽいのは気のせいではないだろう。

ちなみに彼女は最近、53歳にして双子を出産したらしい。

 

そして、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド。

アメリカ系の企業で、世界における取引高はカーギルに次ぐ第2位を誇る。

創業は20世紀初頭と他のメジャーに比べれば比較的新しい企業だ。

世界中にくまなく展開する販売・流通網が、同社の収益の源泉であり強みとなっている。

バランスシートの改善にも余念がなく、財務的にも安心感の持てる企業だ。

ブンゲと同じく、株式もニューヨーク証券取引所に公開している。

ティッカーシンボルは『ADM』

私のポートフォリオの一角を占める銘柄である。

 

これら穀物メジャーの存在は、今後ますます重要となるだろう。

地球の人口が増加すれば、それに比例して食物の需要も増加するからだ。

現代世界では大規模な戦争も起こりにくいため、人口増加はほぼ既定路線となっている。

2016年の現時点で地球の人口は約73億人だ。2010年頃は70億に近づくなんて言われていたので、人口増加は想定通りのペースで進んでいる。

今後は穀物の消費量もハイペースで増えていくだろう。

しかも、穀物を消費するのは何も人間だけじゃない。

人は肉を消費する。

その肉とは家畜だ。

牛や豚をはじめとする家畜も、ガツガツと大量の穀物を消費するのだ。

 

しかし、このままではいずれ世界的な食糧危機が起こるのは目に見えている。

いずれは需要が供給を上回り始めるだろう。

需要が供給を上回れば当然、穀物の市場価格もハネ上がる。

そこで儲かるのが元締めの穀物メジャーたち、というわけだ。

 

ならば、今のうちに人類の食料供給を担う穀物メジャーへ投資しとこうじゃないか!

それは決して的外れな判断ではないはずだ。

 

では、穀物メジャーに投資をするとして、どこに投資をするか?

 

私は投資する際に1つの基準がある。

それは、その分野でNo. 1の企業に投資すること。

 

残念ながら、トップシェアを誇るカーギルは株式を公開していないため、投資のしようがない。

 

自動的に選択肢はADMかBGか丸紅(8002)への投資となる。

 

次回へ続く。

スポンサードリンク

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 投資

    『モンサント』の神をも恐れぬ所業

    こんにちは、伴です。 ドル…

  2. 仮想通貨

    保守的な投資家がついに仮想通貨(ビットコイン)への投資に言及する

    ビットコインはじめ、仮想通貨界隈が盛り上がってます…

  3. 個別銘柄分析

    ゼネラル・ミルズ(GIS)は株価低迷中だがシリアルは最高に美味かった

    牛乳かけるだけでさっとすませられるシリアルって、忙しい朝には最適の食事…

  4. 投資

    相場に人生を溶かされた「おっさん」シリーズ

    信用取引でストップ高を3度繰り返せば、「億り人」に…

  5. 投資

    衰退しゆく『極東の島国』で経済サバイバルを生き抜く方法

    以前から僕は「お金は円資産以外に振り分けろ」と一貫…

  6. 投資

    ヒラリー・クリントン候補は病気なのか?

    アメリカ大統領選挙が近づいている。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


プロフィール

 

 

管理人:伴
 

 

ネットビジネスやってます。大阪在住。勉強好きの雑学王。

 

【好きなもの】
Apple製品 マクドナルド ドリップコーヒー

 
【嫌いなもの】
ディスり屋さん
 

詳しいプロフィールはこちら
 

 

 

  1. 自己分析

    「二元論で生きる」タイプは人生しんどい、という話
  2. 日々雑感

    偶然昔の女に会い、最盛期の自分を思い出したという話
  3. 投資

    情報弱者とは何か
  4. 投資

    相場雑感と、オススメの米国株銘柄3つ
  5. お金の話

    お金持ちになるために、まずすべきこと
PAGE TOP