お金の話

【投資に興味ない人向け】むしろ投資信託を買うべき人々と、彼らが買うべき投資信託

スポンサードリンク

 

いまだ「投資信託」を買う人が後を絶たないのは何故か?いやそれ買うなら普通にETF買うよねと。

知識・経験のある投資家ほど理解に苦しむものです。投信を買うメリットがどこにあるのかがわからない。

ETFとは簡単に言うと、株式市場で普通株同様に買える投資信託のことであります。このETFは種類的に年々拡充してきており、セクターに丸ごと投資したいのであれば、今やこのETFでほぼカバー可能。わざわざ投資信託に頼る必要は全くありません。

肝心の手数料面においてもETFのほうが安い。決済スピードにおいては、株式市場で売買できるETFと翌日の基準価額が適用される投資信託では全く比較になりません。

普通に考えて、このご時世に、わざわざこんなアナログなものを買う必要性はないと思われます。

にもかかわらずこの「投資信託」には、いまだ一定の需要が集まっているのはどういうことか?

今回は、投信を買う層とはどんな人か?を論じてみたいと思います。あわせて、そんな彼らに対し買ってはいけない投資信託と買ってもいい投資信託をいくつか紹介してみましょう。

ではいきます。

投資信託を買う人たちとは

ネットを開けば、投資オタクたちの気違い染みたウンチクで溢れてますね。

それ読むと、まるで彼らこそが投資のスタンダードであるかのような錯覚に陥ってしまいますが、当然ながらリアルにおいては、その手の投資オタクなどは極めて少数派であります。

総じて金融リテラシーの低めの日本においては、圧倒的大多数が投資未経験者、もしくは貯金を増やしたい願望はあるけど投資にそこまで関心のない人たちです。普通株の取引経験のある人なんてのは極少数派ですよ。

「値下がりリスク」というのは投資の世界では至極当たり前なんですが、多くの人はリテラシーが低い(というか無い)ため、この「値下がりリスク」に極めて敏感です。

頻繁に値が動く株価ボードなんてのは、彼らからすれば嫌悪の対象でしかなく、そこに飛び込むなど正気の沙汰ではありません。いくらETFがスグレモノとはいえ、普通株と同様にしか買えない以上、普通に値下がるものを簡単にポチるわけにはいかないのであります。

 

理屈じゃないんですよ。

 

それでも、なんとか貯金を増やす術はなかろうかと。クソな銀行金利よりも少しでもマシな利回りで運用できないだろうかと。

そんな折に、彼らが目をつけるのが「投資信託」なわけです。

投資信託であれば、基準価額が決まるのは日に一回のみですからね。株やFXのように相場の値動きに惑わされることがないため、彼らからすればすごくとっつきやすい。

投資信託という金融商品は、アニマルスピリッツを持ち合わせてない方にとっては、まさにうってつけの商品なわけです。

だから売れる。

 

投信でも買っちゃいけない商品くらいは押さえておこう

基本的に投資信託を買う人ってのは、情弱である場合が多いです。リテラシーがないゆえに、彼らは上手い儲け話に容易に吊られる。

しかしながら、投資の世界には「フリーランチ(タダ飯)はない」と言われるように、確実なる儲け話なんてものは存在しないのが現実です。

投資に興味が薄いとはいえ、この世界に首をつっこむ以上、最低限度の知識くらいは身につけておくことをおすすめします。カモられて蹴り出されたくなければ。

 

毎月分配型はやめとけ

投資信託の中には、「毎月分配型」をうたうものが少なくありません。この「毎月分配型」というのは、文字どおり、毎月いくらかの分配金が振り込まれるタイプの投資信託のことです。

たとえば、基準価額10,000円で、1口あたり毎月100円の分配金を払う投信があるとしましょう。

毎月100円もらえるということは、通年で1,200円の分配金が発生することになりますね。購入価格10,000円に対し1,200円ということは、12%もの年利が得られるというわけです。

12%といえばかなりの高利回りですね。

浮かれるのも結構ですが、ここで思い出して欲しいことは、12%もの分配金を払うためには、ファンド側は12%以上の運用益を出す必要があるということ。

投資の世界において継続的に12%もの運用益を出せるファンドなんてのは、まずありません。相場環境によってはマイナスで終わる年も珍しくない。

当然ながら、分配金を運用益でまかなえなくなる時は近いうちに必ず来る。

じゃあどうするか?と言いますと、資産から切り崩して分配する。当然ながら、払い出した分、基準価額は下落する。

これをタコ足といいまして、資産運用的には暴挙以外の何物でもありません。クレームの10や20投げつけても良いレベルです。

タコ足ファンドに投資するということは、ただ単に己の資産を切り崩すに過ぎないのであります。

やたらに高利回りをうたう毎月分配型ファンドの場合(かつてのグロソブとかね)、タコ足であると考えて間違いないでしょう。

しかももらった分配金には、しっかり20%の税金がかかるというダブルパンチ。

これで金が増えるわけがない。

 

通貨選択型はマジでやめとけ

投資信託の中には、「通貨選択型」なるものが存在します。

たとえばブラジルレアル・コースだとか、インドルピー・コース、トルコリラ・コースとか。そろそろ撲滅されたかと思いきや今だに結構残ってるので、知ってる方も多いと思います。

この「通貨選択型」という響きから、リテラシーの無い方は、なんか複雑で高度な手法で運用されてる凄いファンドってなイメージが湧くでしょうが、それは壮大なる勘違いです。

クソを見抜くポイントとしては、名前に惑わされないこと

「通貨選択型」というのは、なにも複雑な金融工学とかを駆使してるわけではありません。みなさんから集めた運用資金をレアルなりルピーなりに変えて投資してるだけのことです。

つまり、みなさんから集めたお金でFXやってるだけ。はい、これだけ。当然ながら、見返りよりもリスクのほうが高い。

これがいかにクソであるかは、もはや説明するまでもありませんね。

しかも、中には毎月分配型と通貨選択型のハイブリッドなる恐ろしいものがありますので、くれぐれも安易に手を出すのはやめましょう。

 

おすすめの投資信託はセゾン投信

ダメ出しばかりするのは建設的ではないので、ここで、僕が個人的におすすめする投資信託を紹介しましょう。

そもそも投信買う層ってのは、投資に対しては苦手意識があるというか、どこか胡散臭く思っているはずです。

スポンサードリンク

投資の勉強なんてめんどくさい。そもそも意味あんのかと。意味ないものに情熱は燃やせませんよと。でも手持ちのお金を、少なくとも預貯金以上の利回りで運用したいよねと。

(ならいっそ、プロの運用者に全部任せようか!)

「投資信託=怠け者の運用」といえば気を悪くされる方もいるでしょうが、現にそうなんだから事実は事実として謙虚に受け止めねばなりません。

であれば、僕が彼らにおすすめできるのはセゾン投信しかないでしょう。

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

ぜゾン投信の投資形態はファンド・オブ・ファンド。つまり、投資信託に投資する投資信託です。

集めた資金の50%ずつを債券・株式に振り分ける。

これが、セゾン投信の看板商品であるセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用ポリシーです。

資金の半分を債券に振り分けるというのがポイントです。格付けの高い債券は株式よりも値動きがおとなしいので、当然ながら、株式オンリーのファンドや先物ファンドに比べればボラティリティはかなり緩和されています。

セゾン投信は国際分散投資をうたっています。その主要投資先はといえば、債券・株式ともにアメリカや欧州など先進国の優良な格付けの商品が80%を占めています。リスクがかなり抑えられた、極めて堅実な運用といえるでしょう。

信託報酬は、年0.68%±0.03%(税込/概算)

コストとしては投資信託の中ではかなり優秀です。

たしか、数年前までは年0.77%とかでした。出資者が増え運用資金が集まったことで、幾分下げてくれたのでしょう。

極めて良心的なファンドであるのは間違いありません。

 

セゾン・資産形成の達人ファンド

もすこしアニマルスピリットを出したいなんて方には、セゾン・資産形成の達人ファンドというものも用意されています。こちらは先進国の株式のみに投資するタイプです。債券は含まれていません。

当然ながら、グローバルバランスファンドに比べれば相対的にボラティリティは高くなります。(個別株に投資する僕からすれば全然大したことないけどね)

このファンドの投資先は、主に先進国の信用格付けの高い企業に投資するファンドばかり。株式オンリーとはいえ、リスクはかなり抑えられています。

まぁヘタなアクティブファンドより、よほど堅実な運用がなされているのではないでしょうか。

難点としては「信託報酬の高さ」です。年1.35%±0.2%というのは、決して安いものではありません。

とはいえ、そのパフォーマンス面においては、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの比ではありません。

 

高い信託報酬率を埋めても余りあるほど優れた成績です。(まぁ昨今の世界経済の順調ぶりを鑑みれば当然だけど)

 

 

余談

本記事が今年最後の記事になりそうです。

この1年、当ブログをご愛顧してくださったみなさま、本当にありがとうございました。来年も引き続き、何がしら価値のある記事を書いていきたいと思います。

来年は、相場的にも社会的にも少々騒がしくなるのではないかと考えています。

理由は米朝対決

平昌オリンピック後に、ついにアメリが軍事行動を起こすなどとも言われており、米朝対決が現実化する可能性が高くなっています。

というわけで、この年末年始休暇は、僕は以下の本でも読んでゆっくり過ごすことにします。

 

 

スポンサードリンク

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 投資

    リーマンショック再考|「デリバティブ」という名の大量破壊兵器

    およそ投資家であれば知らない人はいないのではないか。「リーマンショック…

  2. 投資

    相場に人生を溶かされた「おっさん」シリーズ

    信用取引でストップ高を3度繰り返せば、「億り人」に…

プロフィール

 

 

管理人の伴です。
 

ワーキングプア脱出のため、アレコレ考え実践しています。守備範囲は主に株式投資・経済関連のウンチク・働き方・メンタル系。雑学王を自称してます。
 

【好きなもの】
MacBook、マクドナルド、ドリップコーヒー、クレジットカード、腕時計、革靴。

 

詳しいプロフィールはこちら

 

 

 

友だち追加

PAGE TOP