投資

株式投資のルール化|「損切りを拒む」は屠殺場への片道切符

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「手段」というのは「スタンス」や「立場」に応じて変えなければならない。

もはや語るまでもないことですね。

投資とは、

1.趣味程度に楽しめれば十分
2.少しマニアックにのめり込んでみよか
3.プロ意識をもって本気で稼ごう

で、それぞれ目的(ゴール)が違ってきます。ゴール=設定目標に合わせて、「手法」「方針」を整える必要があるのです。

金利に毛が生えた程度のリターンで十分なら、投資スタンスは趣味程度で十分でしょうし、あとの本気は投資以外の本業で出せばいい。

が、投資で身を立てたいのであれば、ある程度の「プロ意識」をもって取り組む必要がありますね。学ぶことも膨大に出てくるでしょう。それこそ本業並みに時間を投じねばならない。

どれを良しとするかは、その人のスタンスによるのですが、ここで問題になるのは、互いの「立場の違い」に気づかず、ところかまわずディスりまくる奴ね。

1の人が3の人を批判するのはみっともないでしょう。その逆も然り。1と2が互いを否定し合うのは面白いけど、互いに「成果どっこい」な時点でどうなんやと。

 

損切りとは

「損切り」ひとつとってもそうですよ。

「愚の骨頂だ」と完全否定する人もいれば、「損切りなくして投資に非ず」とまで語る人もいる。

どちらを良しとするかは、その人の「投資スタンス=立場」の違いによるのであります。

意識低めな方にとっては、損失を確定するなど到底許容できるものではありません。(いっそ塩漬けにしてしまえ)との気持ちはわからんでもない。

が、プロ意識のある人からすれば、「塩漬け」などという状態は第一に避けるべき愚行以外の何物でもありません。

 

損失は容赦なく切ると。
 

これこそが資産を運用する上での「イージスの盾」であり、この防御力こそが、その後の効率性にも繋がるのであります。

 

プロとアマの差

「損切り」を取り入れるには、同時に「銘柄の選択眼」を鍛える必要があります。

ダダ下がりのクソ株を損切りしても、次に買ったのが「上がりもしないクソ株」じゃあ話にならんでしょう。

乗り換えるのであれば、当然ながら「上がる銘柄」でなければハナシにならない。

……

ではありますが、この「損切り」というものを語るには、その前にプロとアマの違いを述べておかねばなりますまい。

どの分野においてもそうなんですが、投資においても少数のプロフェッショナルと多数のアマチュアに二分されます。

投資のプロとは何ぞや?というと、わかりやすく超簡単にいえば、

1.裁定取引に徹することができる
2.市場平均など歯牙にも掛けない効率性
3.そこに再現性がある

ですね。

勝率を上げるための明確な投資ルールが、プロにはあるというわけです。そして上記3点全ての礎となるスキルが「損切り」なんだと。

逆にいえば、これらを備えていないのが「アマチュア」といえるのではないでしょうか。

まず、アマチュアは裁定取引に徹することができません。買い増しポイントはナンピンそのもの。株が上がれば喜ぶだけ。

長期投資を名目に利確を怠り、気づけば利益どころか含み損を抱えているというね。

含み損を抱えたら抱えたで、都合のいい希望的観測を持ち出し「塩漬け」を正当化し始める。「損切り」なんて概念はハナから無いとのこと。

少し辛辣でしたが、別に責めているわけではありませんよ。

趣味程度でやるならそれで十分ですし、いくらクソ株の塩漬けでも、それが社会的に優良扱いされてる銘柄であれば、いずれは値を戻すことでしょう。

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たとえ塩漬けも、本人が納得してるならそれはそれで結構です。長期でみれば「プラ転」してる可能性だって十二分にある。

気の合う同士なんかもたくさんできるでしょうし、何より「楽しむ」のが重要ですから。ほかに何を望むことがあろうか。

 

損切りの意義

プロ意識を高めるのであれば、まずは損失に対する「認識」から改めましょう。

「含み損を希望的観測で正当化する」なんてのはまず有り得ないことだし、あってはならないことであります。

ミスはミスとして前向きに受け入れる。

前向きに受け入れるとは「損切りすべき時にキチンと損切る」ということ。その度量と勇気ある行動が、大幅な含み損を防ぐことになるのです。

たとえば、アパレルショップの店員が売れ残りの服を永久放置するでしょうか?そこは原価割れ覚悟で、たとえ70%オフにしてでも、とにかく始末しようとするじゃないですか。損切りもそれと同じことです。

そもそもですよ、買い値から10%以上も値下がりしたような銘柄なんてのは、何かしらの問題を抱えている場合がほとんどですからね。

その後もダラ下げする or 低迷し続けるのは目に見えてますよ。反発したとて伸び率もたかが知れてるでしょう。

パワフルな銘柄を横目に、クソ株を意地になってナンピン買いするとか、もう、「機会損失」以外の何物でもありませんから。

もちろん、「損切りした翌日以降から、逆に株価が跳ね上がる」なんてことはザラにあるでしょうよ。

僕自身も先日、期待を込めて39.8ドルで買ったプラネット・フィットネス【PLNT】をやむなく損切りしたところです。

決算直後に35ドルまで下落したからです。こりゃあかんと即座に叩き売りました。

ところが、その後は僕の予想に反して盛り返し、現在は元値を超えているというね。

 

おまえアホか?
 

と突っ込みたいのがひしひし伝わる。それでも、

 

問題ない!
 

と断言します。「何に負けたかわからん」てなこの敗北感ね。アホ扱いされても仕方ないのはよくわかる。

が、少ない例外を取り上げて「損切り」そのものを全否定するのはフェアではないと考えます。

いずれは、その徹底したスタンスが来るべきクラッシュからあなたの資産を保護してくれるのだから。

ルールに守られる場面はこれから幾度もあるのです。

 

イージスの盾

好調相場や、どちらとも読めない相場環境であれば、損切りラインを7〜10%に設定することをおすすめします。

成長銘柄の場合、損切りラインを下回るということは、何らかの問題が生じているとの暗示であります。ガチホするには、あまりにリスクが高すぎる。

成長株投資は買った以降から利が乗らなければ意味がない、ということは決して忘れてはいけません。

特にチャートが200日線を下回り始めた際には注意が必要です。その状況で損切りラインを下回ったならば、容赦なく叩き売ること以外に考えてはいけない。一切の躊躇があってはならない。

相場環境が悪化し始めている時は、損切りラインをよりシビアに引き上げましょう。3〜5%に設定することをおすすめします。

トレンドが一旦下落に向かえば、たとえばどんな好決算を叩きだそうとも、あらゆる銘柄は御構い無しに下落しますからね。

もし「買い値から半額まで下落した」なんてことになれば、元値を回復するには「100%の上昇率」が必要だということを忘れてはいけません。

一旦離脱してトレンドの回復を待つことは、賢明なる投資家への第一歩です。

とにかく、損切りラインを下回れば一切の希望を捨てることです。情緒を捨てて機械的に売り払うこと。

それが、あなたの資産を保護する「イージスの盾」となるのだから。

 

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