『奈良にうまいものなし』とは志賀直哉の随筆『奈良』に出てくるセリフだ。超有名だからご存知の方も多いはず。
志賀直哉がこの『奈良』を寄稿したのが1938年。その影響力たるや恐るべしで寄稿以来約80年経った今でも、この『奈良にうまいものなし』が奈良を言い表す特徴となってしまっている。実際、奈良に対してこんなイメージを持つ方は多い。
でも、張本人の志賀直哉が実は奈良愛が強い人だったってのはあまり知られていない。随筆じゃ『派手な食文化がないだけで、うまいものはある』ってことが言いたかったみたいだが、残念ながら全く伝わっていない。志賀直哉に『奈良にうまいものなし』なんて書かれりゃ、あまりにキャッチー過ぎて誤解されても仕方ないわ。
まぁ、志賀直哉の意向がどうであれ奈良県民にとっちゃえらい迷惑で不名誉な話だ。奈良のみなさん、よく怒らないよね?
もし、奈良を誤解してる人がいれば、ここで改めて欲しい。
奈良には
うまいもんありまくりだ
今回は、私の住む町、奈良県三郷町にある穴場スポットを紹介しよう。
私の創作活動の場『カフェ・ファンチャーナ』
カフェって、一人の時間を確保するには最高の場所。
元々根暗な私は、定期的に一人孤独になる時間を確保するようにしてる。一人物思いに浸れる孤独な時間は、日々のストレスを洗い流してくれる。そうやって心を浄化できるのはカフェしかない。カフェで1人過ごすというのは、私にとっては貴重な儀式みたいなもんなんだ。
そんな私がよく利用するのが、今回紹介する
『カフェ・ファンチャーナ』だ。
なにより、この雰囲気が好きだ。
入り口から入ると、まず焼物の器類が目に入る。どれもこれもシンプルで惹かれるデザインのものばかりだ。
昔はコーヒーカップや器にはまるで興味がなかったんだけど、今じゃ目に入るたびに欲しくなる。実際いくつか購入済みだし。⤵︎
店内もいこごちの良い空間だ。
お客さんに失礼だから一部しか撮影しなかった。でも、この一枚からでも雰囲気の良さは伝わるはずだ。
食事がかなり美味い
いや、マジでうまいです。脱帽もんのクオリティだ。
パスタが最高なんだけど、残念ながら本日は売り切れ。パスタは別の機会に紹介しよう。
今日は嫁子供がハンバーグランチ、私はドライカレーを注文した。
って、「一人じゃないんかい!」
残念ながら、今日は家族連れだ。休日の一人行動は許されていないんだわ。
ってことで、まずはスープ。
本日はサツマイモのスープ。
相変わらず季節感満載だ。そう、季節によってスープの素材は変わるんだ。
このスプーンですくって食べたよ。このデザイン、ハンマーブロウってやつ? 我が家にも欲しいわ。
メインディッシュのハンバーグがきた。
ハンバーグもさることながら、デミグラスソースが最高だ。ほんのりカカオの味がするんだけど、それがまた味に奥行きを与えている。病みつきになる。
そして、ドライカレー。
このドライカレーがこれまた美味いんだってば。
が、
いつもの癖でさっさと食ってしまった。撮影するの忘れてたわ!キレイな盛り付けが台無しだ、申し訳ない。
パンかライスかを選択できるんだけど、是非ともパンをオススメする。隠れて目立たないけど、ファンチャーナのパンは最高に美味い。
要するに、何を食っても美味いんだ。
ここのコーヒーは病みつきになる
食後のコーヒー。
コーヒーの美味しさもさることながら、カップも凝ってるよね。いくら美味いコーヒーでも、安っぽいくらカップで飲むと台無しだからね。重要なポイントだ。
私はいつも、定番の『FUNブレンド』を飲んでいる。定番だけあって、最も飲みやすく美味しいコーヒーだ。
ちなみに、本日一番刺さったのがコレ⤵︎
白クマの箸置き。

レジ前のマフィンが、これまた美味いのです。
奈良県生駒郡に来られる方はファンチャーナに立ち寄るべし
ってことで、コーヒー好きの私がよく通うカフェを紹介してみた。
近場に住んでる方は一度来てみたらいいよ。
もし店内に、左手にiPod touch、右手にiPhone握ってる人がいれば、それは高確率でブロガー伴だ。
見かけたら、遠慮なく声をかけてくれよな。

Cafe funcharna
奈良県生駒郡三郷町立野南1-24-5 ハビタブル三郷1F