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ストレスは「解消する」のではなく、敢えて「向き合い」受け入れるもの

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「仕事」「人間関係」「経済状況」「家族環境」

ストレス要因というのは、身の回りのあらゆる状況に潜んでいる。そのいずれかにおいて、「自分が理想とするもの」と「現実」との間に相違が生ずれば、人は否応なくストレスを感じるものである。

軽度のストレスであればすぐに忘れられるが、重度となれば悩み苦しみが加わり、心身ともに負うダメージは大きくなる。

もちろん、それを重く感じるか軽く感じるかは人それぞれだ。中にはストレスをストレスとも思わない人もいるだろうが、どんなメンタル強者であれ、生きていれば、打ちひしがれるような場面は一度や二度はあるものだ。

全てが順風満帆な時もあれば、逆に、複数の大きな問題を抱えこむこともある。悩みの一切ない「幸福」な人生というのは無い。

そうした「ストレスの波状攻撃」にも歯を食いしばり耐え抜かねばならない。自分を救えるのは自分だけ。腐ったら全てが終わる。これが人生だ。

大げさでもなんでもない。現に、そうした壮絶な状況に身を置く人はざらにいる。今抱える問題があまりに大きく、ストレスにもがき苦しんでいる人は、あなたの周りにもいるのではないか。

ストレスなんて嫌だ・避けたいのは皆同じだ。

が、どんなに避けたくとも、困難な状況というのは我々の意思とは無関係に突然襲ってくるものである。

それが耐えられないのであれば、「逃げ出す」か「社会から距離を置く」という選択肢もとることも可能だが、社会と一切関わらずに生きていくなんてのは、基本的には不可能だと考えたほうがいい。社会との断絶は、経済的な「死」に直結するからだ。

人というのは、生きているだけで金のかかる存在であり、生きるためには稼がなきゃならない。

「稼ぐ」ためには、社会の中に飛び込む必要がある。好き嫌いの問題ではない。そうしないと生きていけないのだ。

社会に関わるのが「好きだ」「向いている」と感じられるのなら問題ないだろう。だが、そんな恵まれたタイプは極少数派であり、大半の人は社会との関わりに喜びよりも苦痛を多く感じる。

「生きる」ということは、強いストレスに晒されるということでもある。

少々前置きが長くなったが、今回は、一見救いのないとも思えるこの「ストレス」についての「正しい向き合い方」を述べてみたい。

 

深刻なストレスは解消できない

ストレスほど苦痛なものはない。手放せるものなら喜んで手放したい。

悩みや煩悩なんて忘れてなんぼだ。回避・解消してなんぼであるとは、よく聞くセリフである。

・悩んだところで何も解決しない
・クヨクヨするのは時間の無駄でしかない
・ストレスに振り回されて良いことはない
・だったら忘れてなんぼだ

その通りだ。いくらストレスを抱えたところで、悩んだところで、それが問題解決に直結することはない。

考えても仕方ないのであれば、いっそのこと忘れてしまえとの理屈はよくわかる。「気持ちの切り替え」が重要だというのもわかる。

が、そうしたセリフを安易に口にできるのは、往々にして「壮絶な状況」を経験したことないか鈍感なタイプだと思われる。「人ごと」だから簡単に言えるのだ。

極めて重大な問題や悩みを前にしながら、それを「切り替える」というのは並大抵の精神力ではできない。

目の前に深刻な問題が転がっている時、普通は、そこから目を背けることはできない。ごまかせない。

大抵の人は「どうすりゃいいんだ」と途方に暮れる。抱える問題が深刻であればあるほど、心はそればかりに囚われる。気持ちの切り替えなどと言ってる場合ではない。

心が掻きむしられ、油断すれば大きな不安に押し潰されそうになる。あるのは膨大なストレスだ。これに振り回されるのが関の山である。気晴らしどころか「いかに耐え抜くか」に全力を注ぐしかない。

そうした時だからこそ、敢えて「違うこと」や「楽しいこと」に取り組めと語る人もいるだろう。解決できないにせよ、一時的にでも忘れ去ることで、心の平静を取り戻すことに繋がるのではないかと。

が、そんなものは現実逃避以外の何物でもない。それは問題の「克服」ではなく、単なる「先送り」だということに気づかなければならない。やがては「厳しい現実」が再び頭をもたげ、例のごとく、あなたの心の中で暴れ始める。

僕自身、これまで父親の余命宣告・家族の癌の疑い(疑いで済んだ)など壮絶な状況を経験してきた。

激しい悲しみ・自分の力ではどうしようもないことに対する不安、それに対する膨大なストレスには大いに苦しんだ経験がある。仕事への不満や不安などは、前職から相も変わらず日々感じている。

自分ではどうしようもないほどの不安やストレスといったものは、どんなに目を背けたところで、消し去ることはできないのである。これは正直に認めなければならない。

辛いからといって心の奥底に押し込み無視を決め込み続けると、まずロクなことにならない。

問題に対する対策や準備が遅れ、やがては、より増幅された不安に見舞われることになる。より増幅されたストレスに苛まれることになる。

 

ストレスへの向き合い方

「ストレスは消せない」んだから「あなたは苦しむしかない」と言ってるわけではない。ストレスを打ち消せる場合だって、もちろんある。

どういう時かというとそれは、ストレス原因が消え去った時だ。つまり、あなたの抱える問題が、あなたの望むカタチで解決できた時である。

当たり前だが、悩みの原因が無くなれば、それへのストレスは跡形もなく消える。あれだけ悩んだことがまるで嘘だったかのように、あなたの心は晴れ晴れしていることだろう。

が、基本的にそれは「有り得ない」と考えたほうがいい。あなたを悩み苦しませるほどの問題が、ある日突然嘘のように解決するなど、そんな虫のいいことは滅多に「無い」のである。

なら、僕らにできることはストレスに負けて、苦しむしかないのか?

 

いや、そうじゃない。

 

消せないのであれば、受け入れるのである。悩みも苦しみもストレスも、全てを思い切って受け入れてみよう。

そうした上で考えに考え尽くすのだ。想像以上しんどい作業であるが、どうせ逃げられないのなら、ヘタにごまかすより敢えて受け入れるほうが気が楽になる。

いつまでやるのか?

心が軽くなるまでだ。

受け入れたところで、心は軽くなるのか?

必ず軽くなる。

悩みというものは囚われている間は地獄だが、それに負けずに向き合い・考え尽くしていけば徐々に「飽き」がくるものである。

自分にとっての問題の本質とは何か、そこを解決するにはどうすれば良いのか。逃げずに向き合うことで、現状と打開策を冷静に見据えられるようになるのである。

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人の心というのは「困難から立ち直れるようプログラムされている」のである。忘れないでほしい。

 

解消できないストレスは受け入れるしかない

ストレスから逃げてばかりでは解決にならない。どうせ逃げられないのであれば、敢えて「受け入れる」ことが問題解決への糸口になってくる。

 

 

前回にも紹介したが⤴︎、「ストレスはただ単に苦しむだけのものではなく、心を強くする効果もある」ということが科学的論拠をもとに書かれている。

ストレスは心を鍛え上げるものでもあるのだ。過去に偉業を成し遂げた人たちは、なにも最初から成功者だったわけではない。彼らは皆、成功への過程において、僕らの想像を超えたレベルのストレスを抱えていた。

心が鍛え上げられれば、その後の行動が力強く変わってくる。そのポジティブな行動こそが、その後の成果を好転させていくのである。負の面ばかりがフォーカスされがちだが、ストレスにはそうしたポジティブな効果もあるということを忘れてはならない。

とはいえ、部屋の中で一人ストレスを抱え込み、悩み苦しむのは正直しんどい。いや、しんどいどころか地獄だ。

そこで、僕が個人的に推奨する「ストレスへの向き合い方」を述べてみたい。

 

1.ジョギング

打つ手なしの八方塞がりとも思える状況に陥った際、僕はジョギングする。

悩みやストレスで辛い時に最もよくないのは、閉ざされた空間にいることだ。視野が狭まり、問題を必要以上に大きく感じてしまう。

酷い場合、未だ起こってもいない先々のことまでに悪い予感を働かせてしまう。そうやって問題がどんどん増幅され、ストレスも増幅していく。

そうした時は、思い切って外に出ることだ。

散歩もいいが、走るほうが効果的だ。ゆっくり走りながら、その問題についてとことん考えるのである。

走ってる間は、本当に色々な考えが脳裏をよぎる。もちろんマイナス・イメージを完全に消すのは難しいが、少なくとも現実とまだ現実ではないことにも気づかせてくれる。

長時間の心地よいジョギングは思考をフェアに整理してくれるのである。

なにより外の空気を吸い・身体を動かし・汗をかくことは、心身ともに心地良く、ネガティブな思考を緩和する効果がある。

 

2.日記を書く

ノートなどに手書きで日記を書くのもおすすめだ。

小学生のように単に出来事を記すのではなく、自分の正直な心境ってやつを赤裸々に綴るのである。

重要なのは「手書き」であるということ。敢えて手を動かし書くことで、文に正直な思いや感情を込めることができる。ブログと違って他人に見られる心配もない。

思いのたけを書き殴れば、心は若干冷静になるものである。

そしてこれを習慣化すること。人は自分の思いや感情を忘れるものである。そうした時に、この日記があれば、以前の素直な感情を顧みることができる。

最も辛い「あの時」を読み返すことで、今の自分が如何に強くなっているかがよくわかるはずだ。

 

3.人と会話する

忌憚なく話せる人・信頼できる人がいるというのは、それ自体が幸福なことである。

それは、あなたがこれまで良好な人間関係をつくってきたということであり、そうした相手に対し人徳を示してきたということだ。絶望するにはまだ早い。

愚痴るのはオススメしないが、家族や友人とたわいもない会話をするだけで、心は思った以上にリセットできるものである。気兼ねなく人と話すことで人は救われる。

孤独がいかに絶望的な状況かは、トム・ハンクスの「キャスト・アウェイ」を見ればよくわかる。仕事と婚約者に恵まれた順風満帆な人生を送っていた男が、飛行機事故によって無人島に投げ出されるという壮絶な話だ。

 

文明の利器など何一つない無人島で、「絶望」と「挫折」に向き合いながらも不屈の精神で力強く生きる様は、多少のストレスで文句ばかりたれてる僕らには、大いに考えさせられるものがあるだろう。

2000年作と古い映画だが、圧倒的なストーリー展開とトム・ハンクスの圧巻の演技は必見である。

ちなみに、この「キャスト・アウェイ」アマゾンプライム会員であればプライムビデオで無料で見られる。これ以外にも名作は多いので、会員でない方はこの機会に会員になることを是非オススメする。

 

あなたの日々の生活がより実りあるものになることを願って、この記事を締めくくりたい。

 

PS.本内容に関して、より突っ込んだ記事⤵︎も書いておりますので、限界なくらい悩んでいる方は参考に。

 

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