IWCマーク15を10年以上愛用する僕が語る。高級パイロットウォッチはまさに一生モノだ。

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『一生モノの腕時計』

 

2000年〜2005年にかけて、世は高級機械式時計ブームだった。その時に使われたキャッチフレーズがこれだ。煽られた人は案外多かったように思う。僕もその一人だ。

 

機械式時計が一生モノな理由には、それなりの根拠がある。現代は安いクォーツ時計で溢れかえってて、それらは消耗品だ。安いゆえに替えがきくからね。でも高級腕時計は違う。責任あるメンテナンス体制のもと一生直すと保証する。「あなたの時計は一生面倒見ます。」メーカー側とメディアはそう豪語した。

 

これは強烈なアンチテーゼとなった。なんせ現代は大量生産・大量消費が前提の社会だ。そこへ「我々が作る時計は高額だが、一生使える。」なんて言われると世の男性は心躍らされてしまう。今流行りの断捨離にもどこか通じるものがある。

 

当時、僕はある高級腕時計を買った。IWCというメーカーの『パイロットウォッチ マーク15』だ。

 

パイロットウォッチ マーク15

その『マーク15』を紹介します。

 

スイス時計業界にはそれぞれの派閥があって、各時計メーカーはいずれかの派閥に属している。IWCは現在リシュモングループ傘下だが、このモデルはリシュモン傘下に入る前に発表されたモデルだ。

 

独立時代の製品なので、デザインを見てもリシュモン側の影響(余計な口出し)も見られない。このマーク15こそ、往年のIWCの良さがバリバリ出ている最後のモデルだ。

 

マーク15の優れた点

この時計は本当に素晴らしい。シンプルなデザインで作りも良く、装着しててとにかく飽きない。背伸びして買ったのは20代前半の頃だ。以来ほぼ毎日使い続け、気がつけば10年以上経った。

 

大きさがジャストフィット

マーク15の大きさは直径38mm。一般的な日本人男性の腕には、36mm〜38mm径がジャストサイズだと思われる。僕の腕にはこれ以上は大きすぎるし、これ以下だと物足りない。

僕にはこれがジャストサイズだ。

 

質感が素晴らしい

IWCの時計は、どれもこれも時計ケースとブレスレットが素晴らしい。質感がたまらなく良い。

IWCはケース製造を自社で行なう数少ない時計メーカーの一つ。

ピンとこないかもだけど、ケースを自社で製造するのは凄いことなんだ。自社で製造しようとすれば、大規模な機械設備の導入やその維持管理コスト、専任の技術者を雇用する費用などなど、とにかく莫大な投資が必要となる。よほどの大手や老舗以外は、やりたくとも資金がない。

 

高級時計メーカーといえどもケース製造を外注するメーカーは多い。そんな中、金属加工を自社一貫生産するIWCは立派だと言える。

 

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腕への収まりがいい

マーク15は腕に収まりがいい。腕の回りをくるくる回る、あの嫌な感じがない。腕上で安定するのでストレスがない。

収まりがいい理由はラグの形状にある。ラグとは、時計本体とベルトをつなぐ部分なんだけど、マーク15に限らずIWCの時計は、このラグが大きく下方向に曲げられている。だから安定する、というわけだ。

 

何よりもデザインが秀逸

デザインに関しては文句のつけようがない。このデザインが大好きだ。

僕はデザイナーじゃないので、何が良いのか詳しく説明できない。でも、この写真を見れば何かが伝わるはずだ。

シンプルでありながらも精悍で、どこか愛嬌も感じるこの文字盤。

今まで幾多の時計を見てきたけど、この感覚はマーク15以外に感じたことはない。

 

今のIWCは?

残念ながら、今のIWCの腕時計には、このマーク15以上の傑作はない。

IWC コレクション

確かに、ポルトギーゼなど一部の時計には見るべきものもある。でも、それ以外は散らかったデザインの時計ばかりだ。

 

なぜ、傑作が出なくなった?

昔のIWC時計は心に刺さるものが多かった。例えば、このモデルとか。

IWC ポルトギーゼ cal891

1998年製造のポルトギーゼだ。一度見れば頭から離れない。まるで麻薬のように人を惹きつける。 昔のIWCはこういった傑作を多数世に送り出していたのだ。

 

IWCのデザインがパッとしなくなったのはリシュモン傘下に入ってからだ。

スイス時計業界の派閥化は拝金主義を生み出した。その拝金主義は、傘下の各メーカーから徐々に自由を奪いく。特にデザイン面での裁量権に制限をかけ始め、大衆迎合的な『売れる時計』のデザインしか認めなくなった

 

結果、僕の好きなマークシリーズもこうなっていった。

 

確かに、売れるモノが良いモノだとは限らない。一部のマニアだけを相手にしててもビジネスは立ち行かないわけで、世間から良いモノと認知されるには、大衆迎合的な要素が必要だ。ほとんどの人は見る目なんてないのだから。

 

でも、それだけではダメなわけで、マニアを無視し過ぎればプロダクツの質は確実に下がる。IWCに限らず、スイス時計業界には早く気づいてもらいたものだ。

 

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

現在のIWC時計には改善の余地はたくさんある。IWCはこまめに改良していくメーカーなので、再び傑作も出てくるだろう。でも、僕はこのマーク15を既に持ってる。『自社製品の永久メンテナンス』この約束を守る限り、文句言うつもりはない。

 

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公務員でありながら公務員をこよなく嫌う社会不適合者。

ワーキングプア脱出のため、アレコレ考え実践しており、守備範囲は主に株式投資はじめお金に関すること。

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