こんにちは、いろいろがんばり中の伴です。
自己啓発の是非については賛否両論ありますが、みなさんはどうでしょうかね?
(宗教じみてて痛い)
(自己啓発は弱者の現実逃避)
(現実は現実として目を向けるべき)
といった否定的な意見のほうが多いように感じます。
僕自身としては、自己啓発は決して無駄ではないとのスタンスです。
はい、自己啓発本は読まないよりも読んだほうがいいと本気で思ってる。
というわけで今回は「自己啓発」について、僕なりの見解を述べてみようと思います。
自己啓発とは
自己啓発本には何が書かれてるのか?というと、
まぁ簡単にいえば、「その後ろ向きマインドをリセットしようぜ」といった内容です。
・自分が変われば、相手が変わる
・心が明るく前向きになることが、成功を呼び寄せる
心の在り方・考え方が変われば行動が変わる、行動が変われば結果が変わりますと、いかにも倫理法人会とかで語られそうな内容ですね。
要は、「おまえら腐ってないでさ、しのごの言わず、がんばれよ」ということであります。
これが自己啓発。
10代・20代の若い人であれば、比較的受け入れられるみたいですね。
若いうちは世間をあまり知らず、純粋であるがゆえに、こうした前向きで肯定的な意見も、素直に受け入れられるのでしょう。
でもこれが30代以上となると、敬遠される傾向にあるようです。
大人になるにつれ、「現実」という高い壁が立ちはだかり、その壁の前に日々「無力感」を嫌でも意識させられる大人は、どうしても素直に受け入れられない。
スレてしまうんです。(世の中そんな甘くねーよ)と斜に構えてしまう。
だから、自己啓発に対しては警戒心のほうが先立つのです。
自己啓発を否定する人たち
自己啓発を否定する人には2種類いまして、
A 挑戦も行動もしない、日々の惰性に流されてる人
B センスに恵まれ要領が良い、そもそも自己啓発を必要としない人
SNS、YouTube、ネット記事やコメント欄を見てると、自己啓発が嫌う人は、だいたいこの2タイプに分かれます。
A 挑戦も行動もしていない人
基本何もしない人です。
挑戦する勇気も行動力もない。斜に構えてるだけの凡人。がゆえに、頑張れる人には嫉妬してしまうんでしょう、とにかく批判だけは一人前なタイプですね。
努力人や頑張ってる人を見ては、バカにしたり足を引っ張ることしか考えない。プライドと劣等感の集合体。
彼らに対しては、これ以上言うことはありませんが、あるとすれば1つ。
やってから言え
B 自己啓発が必要でない人
このBに関しては説明する必要があります。
自己啓発が必要でない人とは、いわば「天才肌」の人ですね。あるいは幸運の女神がついてる人。
ここでいう天才とは、自己啓発なんて普通に出来ていて、生まれつき成功できるマインドを持ち合わせてる人です。
彼らは本質を見抜く力が生来備わっており、センスがある。センスがあるから、結果に向けての効果的な行動がとれる。
往々にしてメンタル強めで、心も豊か。
自己啓発とかいわれても、彼らからすれば当前すぎる話で、そんなものは無意識レベルで備わってると。
「自己啓発」なんて、わざわざ口に出すこと自体(小っ恥ずかしい)ことだと感じているのです。
・メンタルが整ってて、いちいち落ち込まない
・行動力がある
・失敗を恐れない
そんな彼らからすれば、マインド面でつまづくこと自体が理解できないわけです。
超サイヤ人がレッドリボン軍を理解できないように、
彼らニュータイプからすれば、自己啓発にかまけてる人たち見ると、バカに思えて仕方がないのであります。
自己啓発本は弱者には必須のツール
そう。自己啓発を無駄とするタイプの人は、そもそも自己啓発が当たり前に備わってる人たちなのです。
自己啓発なんて科学的論拠がないとか、いろいろ言ってますが、凡人の代表たる僕からすると、どうかなと思うわけですよ。
そこまで言わなくてもいいじゃん!て。あなた方に何の迷惑かけてるのさ!と。
確かに、彼らみたくセンス塊な人にとっては、自己啓発なんて必要ないかもしれない。
でも、凡人の代表たる僕から言わせてもらうと、凡人だからこそ、むしろ自己啓発が必要だと思うのです。
未熟者だからこそ、ツールを使って内面と行動を整えていく必要があるのだと。
とくに凡人はメンタルが落ちやすいため、自己啓発でカバーしないと、行動が止まってしまいがちです。
「成功したきゃ成功するまでやるしかない」のはわかってる。成功者に煽られ一念発起する時だって、ある。
でも、
(どうせオレなんか…)
(やったところで、どうせ失敗する)
(報われるって確証がないと、やる気が出ない)
といったネガティヴが先立ち、行動しなくなるのです。
モチベーションを保てない。すぐやめる。
「自分を励ませるもの・頼れるものがないと継続できない」がゆえに凡人なのです。
油断してると一気に負の方向に引っ張られる。すぐやめる。
だから天才と戦えない。負けるべくして負けていく。
…
弱さを振り払い、継続して取り組んでいくには、やっぱり自己啓発しかないのです。コーチング受ける人が多いのはそのためでしょう。
科学的論拠を求めるのもおかしな話で、そもそも自己啓発って、理屈じゃありませんからね。
自己啓発本には、いろんな人が今の僕らと同じような思いをしてることが書かれてます。それでも諦めずに挑み続けた人が事を成せたのだと。
凡人には知識が必要です。そうした人はちゃんといるのだという「証明」がないと、凡人は勇気を出せない、一歩を踏み出せないから。
「自己啓発は危険だ無駄だ」と天才は言うでしょう。
だって天才なんだから。そもそも自己啓発備わってるんだから。
でもね、凡人がそれを間に受けたところで、結局は日々惰性に流されるだけですよ。
斜に構えたところで、物事は何も変わりません。だって凡人なんだから。
間に受けた挙句、自分を何も変えられず、人の努力や頑張りを批判するのがAなわけです。
おすすめ自己啓発本
というわけで、凡人たる僕は自己啓発本を積極的に読んでます。
とくに落ち込んだ時なんかは、読むと現状にバッチリ当てはまる箇所なんかもあり、幾分勇気付けられることもあるでしょう。
アドラー心理学の代表ともいえる一冊です。
このアドラー心理学ですが、成功者からはあまり好かれてないみたい。
でも、お人好しの方、人間関係に悩む方、体裁を気にする方にはオススメです。
タイトル的に人前で開くのは抵抗あるけど、より良く生きられるなら読むべき。
自己啓発本の定番中のド定番ですね。
トップセールスマンからもよく読まれており、本書の内容はセールス現場にも活かせるらしい。
僕も一度は読みましたが、もう一度読もうと思います。

ダイレクト出版本ですわ。
これね、めちゃ良いですよ。転職後のキャリアアップを考えてる人には、とくにオススメ。
自分の「強み」を発見する上で、大いに参考になるかなと。