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仕事を辞めるに「勇気」や「思い切り」は1mmも必要ない

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仕事が嫌ならさっさと辞めろ
迷うくらいなら今すぐ辞めろ

 

最近えらく前衛的なポエムが溢れてますね。

「無理して仕事にしがみつく=ダサい」と一蹴される昨今の風潮。これに対し、僕は真っ向から物申す立場であります。

普通に考えてね、さっさと辞めたらヤバいじゃないですか。今すぐ辞めたら「詰む」に決まってるじゃないですか。

(経済基盤のショボいおまえが悪い)などと一蹴する人はここで退出してください。建設的な話は成り立たないと思うので。

言うぶんには簡単なんですよ。所詮は人ごとなんだから。

ただね、

そこまで煽るんであれば、「その後ソフトランディングするにはどうすればいいか」まで講じよと僕は言いたい。

住宅ローン抱えてる・子供の教育費で家計が火の車、ってな人は辞めたくとも辞められないんですよ。副収入あるから平気ってのは極少数派であります。

その現状を知ってか知らずか、彼らは「嫌ならさっさと辞めればいいのに(笑)」と上から目線で語ってくる。「辞める辞める詐欺か?」などと嘲笑う。

これがたまらなく不潔に感じる。

そこまで煽るんであれば、せめて(こうすりゃ辞めても大丈夫なんじゃね?)とか方向性くらいは語るべきでしょう。現実的な方法をね。

てなことを言うと、

甘えんな
そこは自分で考えなきゃ
他人の意見を求めるからおまえはダメなんだ!

ってな常套文句が飛んでくると。

あのね、方向性すら示さず一方的に「辞めろ」と煽るのは、相手の人生をコケにしてる以外の何物でもないからね。

そこにあるのはチンケな優越感か。彼らは単に縛られないという立場から、サラリーマンのデメリットにマウントしてるにすぎないのであります。

あなたの深刻な悩みなど、彼らからすれば「酒の肴」にすぎないわけです。

彼らに耳を傾けてはいけない。相談するなどもってのほかだ。

「大の大人が仕事を変える」というのは、そんな単純に片付けられるようなものではないのだから。

 

辞められないなら「向き合う」方法を模索すべき

金銭的な事情から辞められない。でも耐えられない。なんとか辞める方法はないか?ってな方は多いと思います。

そういう方々には、僕は「辞める」ことを一切勧めていません。口にも出さない。

まずは「環境」「仕事への向き合い方」を変えることを勧めています。「辞める」のはあくまで最終手段と考えてもらう。

金銭的事情から辞めるか否かを悩む人たちってのは、「長年勤めて年収もそこそこある」ようなクラスタでしょう。

特に今の仕事が何のスキルも身に付かないようなものなら、たとえ転職したにせよ年収は大幅に下がってしまう。

そこは「辞める」ではなく、まずは「しがみついていられる」ような方策を考えなきゃならない。

しがみついていられるためには、「環境」と「仕事への向き合い方」を見直すことが重要になってきます。

口でいうほど簡単ではないのはわかってる。

でも現状「しがみつく」しか方法がないのであれば、適応しやすい環境ってものを、なんとか自力でつくり上げるしかありません。

仕事の持ち分を減らすよう、上司を説き伏せる必要も出てくるでしょう。これまでの「滅私奉公」的な働き方は、根底から見直さなければならない。

それによって周囲から蔑まれることもあるでしょう。

が、持続的にしがみつくには、その手のプライドは真っ先に切り捨てる必要があります。「開き直り」は人によっては難しい。でも、辞めるか否かの状態であるならそう難しいことではないはずです。

退職理由によくあるあるの「オレにはやりたいことがあるんだ!」てのも、辞める理由には弱いと考えます。

そもそも夢を気にする段階ならまだまだ大丈夫なんですよ。「辞めたい」のは気のせい。そもそも現状維持でも大概の夢は追えるじゃないですか。

夢にパラメータ全振りすれば高確率で詰みます。詰むくらいなら「夢」はほどほどに、今の自分を肯定するよう思考を変えていくのが得策です。

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「転勤」も一つの解だと思いますよ。

抵抗があるのはわかりますが、それで「仕事がラクになる」んであれば、それはそれで良しとしなければ。かなり否定されてるけど、ちゃっかり気分転換になってる人も多いんですって。

重要なのは「しがみつき」に持続力を持たせることです。生活基盤をリスクに晒さないこと。

そのためには、現状とれる手段は全て講じなければなりません。「辞める」のはあくまで最終手段と考えることです。

そうしたあらゆる手段を講じた上で、それでも折り合いがつかないのであれば、

 

この先絶望しか見出せないのであれば、

 

そこではじめて「退職」を考えればいいのです。

 

勇気を出さなければならん時点で時期尚早

勇気を振り絞らなきゃ決断できない時点で、辞めるには時期尚早と考えてください。

勇気が要るということは、今の仕事に未練があるということです。

・転職してもやってける自信がない
・生活基盤をリセットするのが怖い

そう本能的に察しているから恐怖が湧くんです。

中には恐怖をねじ伏せて勢いで突き進む猛者もいますが、蛮勇だけで上手く渡れるほどこの世はイージーではありません。戦略も自信ももたないバーサク状態で辞めるとロクなことにならない。

目を覚ます手っ取り早い方法としては、転職後の自分の姿ってやつを、シラフの状態で正直に想像してみることです。思い上がりや誇張なしに。

そこでダサい姿しか思い浮かばんのであれば、今の仕事を辞めるべきではありません。

 

退職に適した状態とは?

先に述べたように、熟慮と試行錯誤を重ねた上で、それでも妥協点が見つからない。この先「絶望」しかないと考えるのであれば、そこではじめて「辞める」ことを考えましょう。

「やりきった感」があればそれに越したことはありません。そこで培われた「自負」は次の新しい職場でも大いにあなたを活躍させることでしょう。

そうした境地に至っているのであれば、「今の仕事を辞める」ことに対して未練や恐怖は一切消えているはずです。

新世界で学べることが楽しみで仕方がない。

そうした心理状態に至っているなら、それは仕事を変えるに絶好の時期だといえるでしょう。勇気・恐怖心・未練などは超越した、ある種の「すがすがしさ」を感じられる心理状態こそがベストであると考えます。

逆に「逃げ出すように辞める」のはあまりよろしくないと考えます。再起が図れないとまでは言わない。でも黒歴史ってのは、多少なりともその後の人生に影を落としますよ。

たとえ「無職でも食ってける」くらいの資産があるにせよ、人間的な魅力が培わないまま成長を放棄することが幸せだとは思えない。

いくら本人が幸せだと言い張っても、僕の目からはそう見えない。

「生き様」というやつは、あなた方が考えてる以上に人生に多大な影響があるのです。

とはいえ、明らかに心身に支障をきたすような場合は無理をしてはいけません。仕事が合ってないということなので、すぐにでも辞めるべきだと考えます。

そこはしっかり心身の回復をはかり、一念発起で新たな職場で頑張ってください。

 

というように、仕事を辞めるというのは人生における極めて大きなイベントなのです。

そこは安易に片付けて終わりではいけない。有名人から言わるがまま計画もなしに辞めるとか論外ですから。最近では無職の輩までが「辞めろ」と連呼するけど、笑わせるなと言いたい。

「仕事を辞める」というのは決してカジュアルなものではなく、とことん自分と向き合ってはじめて正解を導き出せる、非常に深いテーマなのだということを肝に命じておきましょう。

辞めようが辞めまいが、どのみち人生にイージーモードはないんだから。

 

と、こんなこと大抵の方はわかってるとは思いますが、中にわかってない人も結構いるので、こうして老婆心を出した次第であります。

現場からは以上です。

 

それでも辞める決意が揺るがない方ははこちらの記事を参考に⤵︎

経歴ショボい人必見|潰しの効かない公務員を辞めるための「転職戦略」

 

 

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若干貧しく育ったためか貧困問題にはやたらと敏感。コンプレックスの裏返しか。

 
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