貧困を考える

宝くじが当たらない理由と『愚か者への税金』と呼ばれる理由

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年末が近づくごとに、宝くじの夢追い人が現れる。1等当たれば5億円、前後賞で1億円、2等で2千万円と続いていく。

もしそれほどの大金が手に入れば、人生をリスタートするには十分。

欲にまみれた者の目をくらませるには十分すぎる金額で、僕の周りにも毎年欠かさず宝くじを買い漁る人が一定数現れます。

宝くじを買う人のメンタル

Aさん
今年も年末ジャンボが近づいて来たね。

そうですね。

Aさん
1等5億円だってよ。前後賞でも1億円か。

今年も宝くじ買うんですね。

Aさん
そうだねぇ。もし1億円当たれば、今の仕事辞めるよ。人生もやり直せるかなぁ?(笑)

仕事を辞めるのが夢なんですか?

Aさん
当たり前だよ。こんな好きでもない、くだらない仕事をいつまでもやってられるか、っつーの。(笑)

じゃあ、もし5億円当たれば何します?

Aさん
そうだなぁ、まずは海外旅行かな。世界中の観光地を飛び回ろうかな。あとは家でも買おうか。

いや、そうじゃなくて、仕事はどうするんですか?

Aさん
それは後でゆっくり考えるわ。ってことで、伴君も一緒に何口か買わない?もし当たれば口数に応じて山分けしようや。

絶対いりません。どうせ当たらないし、金の無駄っすよ。

Aさん
(こいつ、オレのことバカにしてんだろ)まず買わなきゃ、当たるもんも当たらんだろ? もし当たっても山分けしてヤンねーからな!

 

…ってなやりとりが毎年のように繰り返されているんだが、まぁ私が宝くじを買うことなど絶対にあり得ない。宝くじほど投資に見合わないものはないからだ。そもそも宝くじを買う人って、私の経験上大概こんな人ばかり。「夢を買う」のはよくわかるが、この程度のメンタルで大金を得ようなどというのは非常におこがましい。夢は夢で終わるだろう。今回は、宝くじを買うことが如何に愚かな行為かをとことん語ってみたい。

話はこれからだ。

 

宝くじの当選確率がいかに天文学的か、頭で再確認しよう

宝くじを買うのは決まって貧困層だ。貧困層でなければうだつの上がらん社畜系の労働者か。

 

彼らは確率というものを正確に知らない。知ってると?いいや、ご存知ない。宝くじで1等の当選確率は2千万分の1、前後賞で1千万分の1と言われているんだが、夢追い人はこれがいかに天文学的な確率かがまるでわかっていないんだ。アホ面しながら叶わぬ夢を語る時点で、わかってない証拠だ。

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飛行機が苦手で、乗るたびに墜落するんじゃないかとの不安を持つ方もいると思うが、実際に墜落の憂き目にあったり、知り合いが飛行機墜落して亡くなったなんて方はほとんどいないだろう。私もこれまで飛行機事故に巻き込まれた人なんて、間接的であろうが出会ったことはない。

 

それも当然で、飛行墜落の確率が0.0009%といわれているから。10万分の9という確率だ。イメージよりも随分低いはずだ。この程度の確率では墜落の経験者などに出会えるわけがない(出会いたくはないけど)。この0.0009%という確率では飛行機乗ってもまず墜落しないと考えても大丈夫だ。ちなみに私は不安になったことなんてない。

 

ところが、宝くじの1千万分の1という当選確率は、飛行機の墜落事故に巻き込まれるよりも確率が千倍近く低いのである。これほど天文学的な確率じゃあ、当選なんてまず考えられんわ。ハッキリ100%無理だと断言しても構わない。100%当たらないものに、いくら投資しようが全く意味がないのだ。金をドブに捨てるといっても過言ではないだろう。

 

それに、今の仕事から解放されたいがために当選確率1千万分の1の宝くじを買い続けるのならば、今すぐ仕事を辞めて何か事業を起こした方がいい。そのほうがよほど当たる確率が高い。宝くじの当選なんかよりも、少なくとも10万倍は高確率だろう。おまけに今の仕事からも解放されて一石二鳥じゃないか。合理的に考えればそうすべきである。それができない怠け者が楽して大金を得ようなどとはおこがましい、そう言われても仕方ないわ。

 

 

宝くじが貧困層への税金と呼ばれる所以

気にくわない点がもう一つある。宝くじは競馬・競輪・オートレースと同じく公営ギャンブルの一つであるのだが、他の公営ギャンブルに比べると還元率が恐ろしく低いことだ。

 

競馬や競輪などは還元率が75%であるのに対し、宝くじの還元率は45〜50%と半分未満しかない。どういうことかというと、当選金額として払い出している金額は、かき集めた莫大な金額の半分以下しかない、ということだ。主催者側の取り分は「テラ銭」と呼ばれており、良心的なギャンブルとはこのテラ銭の割合が低く還元率が高いギャンブルのことをいうんだが、テラ銭50%超の宝くじってもはやケンカ売ってるレベルっしょ。

 

しかも、かき集めた金額はなんと1兆円近くにも達している。実にバカでかい金額だ。当選金額として払い出されるのは半分以下ってことは、残りの半分以上はどうなっているのか?10%強は経費代、その他の40%は全国の各都道府県に配分され公共事業費などに充てられている。ハッキリ言って、こりゃ税金だ。10億円だか5億円だかの当選金額をぶち上げ、その幻に夢を見させ、酔いしれた愚か者どもから思惑通りに金を徴収する。これほどおいしいビジネスはないだろう。腹立たしい限りだ。

 

宝くじを買う金があれば自己投資せよ

みなさんの平均購入額がいくらなのかは知らないけど、宝くじがいかにふざけてるかがよくわかったはずだ。買った金が税金扱いされるくらいならリア充代に使った方がよほどマシだろう。

 

わたしは、宝くじを買うくらいなら自己投資に使うべきだと思っている。こんなもん買って金をドブに捨てるくらいなら、投資に当てる方がよほど有効な使い道ではないだろうか。投資が嫌で他に使い道がないのなら貯蓄でもしといた方がいい。自分を向上させたいのならば本でも買って読むべきだ。その方が金の使い方としてはよほど賢いと思う。

 

 

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コメント

  • コメント (2)

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  1. 分かり易いです。宝くじで大当たりした人は聞いた事ないですね。
    飛行機に乗るのが安心できます。

      • awoniyosi62
      • 2016年 11月 28日

      Donutsさん

      コメントありがとうございます。当選確率が飛行機墜落事故の確率よりも低いなんて、普通ならまず買わないですよね。

プロフィール

 

 

管理人の伴です。
 

 

公務員でありながら公務員が大嫌いな完全社会不適合者。

 

 

ワーキングプア脱出のため、アレコレ考え実践しています。守備範囲は主に株式投資。

 

 

若干貧しく育ったためか貧困問題にはやたらと敏感。コンプレックスの裏返しか。

 

 

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【嫌いなもの】
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