貧困を考える

お金の量と知能は比例する、という身もふたもない現実

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『知能テストの結果と、収入の多寡には、明確な相関関係がある』

 

2013年8月「サイエンス」という科学雑誌に掲載された論文の内容だ。一時ネット上では話題になったのだが、あまりにもシュール過ぎる内容が忘れられないので、私なりの言葉でここに綴っておきたい。

まったく、身もふたもない研究結果だ。その言わんとすることをさらに露骨に言うと「お金持ちであればあるほど頭が良くなり、貧しければ貧しいほど頭が悪くなる。」貧しい人たちにとっては、全く救いのない内容だろう。

 

貧乏人が頭が悪い(バカ)のはなぜか?

経済的に困窮した経験を持つ方ならば、おおよその察しはつくかと思う。毎月の家賃あるいは住宅ローンなどの固定費の支払いでギリギリの生活を送る人は、その他に気を回す余裕はない。ハッキリ言うが、ない。

 

私には20代前半フリーター時代に500万もの借金を抱えた経験があるので、ここんところはよくわかる。痛いほどにわかる。当時の私の収入は月11万〜良くて13万。そのうち約8万が返済により毎月毎月消えていた。一月の生活費は残りの3〜5万円だ。こんな吹けば飛ぶような額で一月を凌がなければならなかった。このストレスは尋常ではない。

 

この過酷さは経験のない者にとっては想像を超えているだろうが、毎月毎月が綱渡り地獄だ。頭の中は金のやりくり一色。他のことを考える余裕など一切ない。当然、自己投資などする余裕もなく、読書するにも時間がとれない。とりあえず時間の許す限りバイトを詰め込み、無我夢中で働きまくった。

 

当時は今以上に若く、体力も人並み以上にあったため、なんとか繰越返済を繰り返し、めでたく3年で完済した。あの狂気じみた労力を商売にでも向けていれば、今頃大成できてたかもしれないな。まぁ、金に振り回されてたようなメンタルでは、借金はなくとも、おそらく状況はあまり変わらなかっただろうな。しかし、この痛い経験のおかげで今の私の金銭感覚は日本刀のように研ぎ澄まされているわけだが。

 

こんなふうに、貧困層の人たちは常にギリギリの状況に置かれているのだ。ギリギリの状況ゆえに時間も心の余裕もない。心の余裕もないゆえ、合理的思考などは完全に無くしている。いや奪われている。頭の中にあるのは、来月の支払いのことのみ。脳内は完全に金に支配下だ。

 

こういう人たちにとっての生きる手段は、とりあえず雇われて働く。これだけだ。賢いみなさんにとっては短絡的に見えるだろうが、彼らにとっては、他に稼ぐ手段を探ろうにも考える時間的余裕がないのだ。ウダウダ言う暇があれば働くって感じ。

 

まとまった金でもあれば、それを元手に不労所得を得る事も可能だが、悲しいことに、彼らにはそもそも貯蓄がない。多少の貯蓄があったとしても目の前の労働に消耗してしまっており、不労所得を得ようなんていう高尚な考えに至らない。そうやって思考を放棄し続けた結果、どんどん頭は悪くなっていく。まさに奴隷だ。

 

どんなに恵まれた知能を持っていたとしても、こんな環境では関係ない。どんどん知能は劣化していく。高い知能を生かそうにも、貧困がそれを許さないのだ。

 

①金がない

②とりあえず働きまくる

③時間がなくなる

④思考停止

①に戻る

 

この負のスパイラルからの脱出は容易じゃない。理由はたった一つ、賢くなれないから。賢くなる余裕がないからだ。現実ってのは無情なもんだ。有り余る才能があったとて、貧困が全てを叩き潰してしまう。もし、二宮金次郎の美談を語る奴がいれば張り倒しても構わない。私が許す。

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金持ちは頭が良くなるのはなぜか?

金持ちのアドバンテージは、お金に余裕があるってだけじゃない。最大のアドバンテージは、時間に余裕があるということだ。

 

頭の悪い人間の最大の特徴は、時間を軽視する点にある。この時間というものは金以上に極めて致命的に重要だ。サービス残業など愚の骨頂。貧しい社畜さん達、いい加減気づけ。

 

金持ちは持てる資金も豊富ながら、それをいかに有効活用するか思索に耽る時間がふんだんにある。考える時間が豊富にある。情報収集できる時間もふんだんにある。新しいことにチャレンジできる金も時間もある。

 

一方で、劣悪な雇用環境で自分の資産にもキャリアにもならんことに、安月給でひたすらこき使われ、時間を奪われ、しかもそれに甘んじる人たち。不満があったとて、思いつく対処法は宝くじオンリー。こんな連中に比べれば、金持ちがいかに知能が磨かれ、資産も倍増していくかがおわかりのはずだ。

 

マタイ伝の有名な一節「持てる者はさらに富み、持たざる者は持っているモノまでも奪われる。」

まさに、これだよこれ。

 

 

貧困からくる知能の低下は遺伝する

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一つおもしろい統計がある。

 

東大卒の年収400万世帯よりも、高卒ながら年収1000万以上の家庭の子どものほうが、知能が高い傾向にある。なんというか…これまでの義務教育や社会通念を見事にブチ壊してくれる結果よ。まさに、『知能テストの結果と、収入の多寡には明確な相関関係がある』だ。

 

これは考えてみれば至極当然で、金持ち世帯は金に余裕があるため、子どもにも惜しみなく英才教育を施すことができる。また、親も賢いゆえに、子どもに対し勉強以外の様々な有益な体験をもさせることができる。そうやって育てられた子は当然賢く育ち、その子どもにも同じような教育を施す。

 

アメリカじゃあ国民性がドストレートなので、「どの子宮から出てきたかが人生を左右する」などとも言われている。ドストレート過ぎてちょいとひくけど。

 

コレが、学校でも社会でも教わることのない、シュールな現実だ。まぁでも、ソニーの創業家の盛田家も2代めの英夫が無能すぎたため凋落してしまったわけだし、これも一概には言えないのだが…。まぁ、英夫はあくまで例外だ。金持ち体質が遺伝するのは高確率で当たっているのは間違いない。

 

最後に、私のバイブルを紹介します。

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プロフィール

 

 

管理人の伴です。
 

 

公務員でありながら公務員が大嫌いな完全社会不適合者。

 

 

ワーキングプア脱出のため、アレコレ考え実践しています。守備範囲は主に株式投資。

 

 

若干貧しく育ったためか貧困問題にはやたらと敏感。コンプレックスの裏返しか。

 

 

【好きなもの】
MacBook、マクドナルド、コーヒー、クレジットカード、自慢の腕時計、自慢のリーガルシューズ。

 

 

【嫌いなもの】
公務員、社畜系クソ上司、とりあえず職場の人間関係全部。

 

 

 

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