こんにちわ、伴です。
今日のマントラ.jpでは、昔から現在に至るまでに変化した価値観についてお話ししようと思います。
それは、『優秀な人』の定義です。
私たちのお父さん世代(団塊)では、人生における成功者への方程式は実に単純でした。
当時における成功者側へ回るために社会から要求されていたものは、
・輝かしい高学歴
・日々のサービス残業すら苦とせず業務を命令されたとおり従順にこなすメンタル
・周囲からの同調圧力に屈することのできる社畜性
てなところでしょうか。
大雑把に言えば、これらの特性を備える人物が優秀と認定され、出世もしやすい土壌の社会でした。
そういった風潮は、今現在においても根強く残っていますよね。
特に公務員などはわかりやすいアイコン的代表例であり、古い体質の残る大企業においても、こうした傾向が垣間見えることがあります。
実は、私自身今所属している組織も、こういった古い価値観のはびこるガラパゴス文化てんこもりなんです。
でも、こういった古い価値観がはびこる組織は随分減ったように思えます。
今の時代に合っていない、といえば優しい言い方になりますね。
はっきり言えば、時代に合わないどころか組織を殺してしまう価値観となり果てています。
では、現代において『優秀な人』とはどういう人を指すのか。
お金を大量に生み出す力のある人です。
さらにシンプルになっていますね。
出自も学歴も関係ありません。問われるのは、お金を儲けることができるかどうか。
あまり言いたくはありませんが、人格が下劣であっても金になる人物であれば企業からは必要とされるでしょうね。
現実は未だもう少しマイルドでしょうし、極端な書き方をしてしまいました。
いかにも拝金主義的な考え方であり、嫌悪感を示す人達のほうが多いと思います。
でも、私たちを取り巻く価値観はこういった方向へと向かっていると思います。
資本主義というシステムが世界中を席巻している以上、仕方のないことであり、この甘くない現実をしかと受け止めるべきだと思います。
ワーキングプアから脱出しようと本気で考え取り組もうと思うならば、こういった認識をしっかりと持つことから始めなければいけないと思っています。