こんにちわ、伴です。
最近、巷を騒がせている男がいます。
史上最悪の都知事との呼び名も高く、その言動から精神的発達障害の疑いすらもたれる男。
非常に興味深く無視するには惜しい人物なので、このブログでも取り上げようと思います。
『舛添 要一』
テレビではそれほど報道されていないのは毎度のことですが、ネット上では結構な炎上ネタとなっています。
この男の提供する炎上ネタとは主に、東京都民から集めた税金の私的利用というもの。
私的利用なんて表現だとかなりオブラートに包まれてしまいますが、ハッキリ言ってしまえば、都税で贅の限りを尽くすが如く豪遊しています。
豪遊とは、どっからどう見ても都税の散財っぷりが私的利用に限りなく近いからです。
この男の場合は文字通りタガが外れておりまして、その悪行をいくつか列挙しますと、
・海外出張では、常に搭乗はファーストクラス。宿泊は高級ホテルのスイートルーム。
東京都の法律では特に禁止されてはいないようなんで、舛添本人からすれば文句を言われる筋合いはないと言いたそうだが(現に、都知事としての格を鑑みれば当然だ、なんて意味の発言してるし)、清貧を是とする日本人としては嫌悪感を感じまくる方も多いことでしょう。
別に、エコノミー使って場末の安ホテルに泊まれとまでケチくさいことは言いませんが、アンタのお金じゃないんだから、もう少し遠慮してくださいよ。
また、空港で記者団に対し、都の経費削減に取り組む、なんて発言の後にファーストクラスに乗り込むとは、
うん、ヘタな芸人よりも面白い!
が、さすがに笑えない。
・公用車の超私的利用
この男は1999年頃に湯河原という温泉地に別荘を購入してまして、今でもその別荘に足繁く通っているそうです。
湯河原の温泉地というのは、昭和の男の憧れの地であったそうで、その地に別荘を構えるということは、当時の男からすれば一種のステータスであったそうです。
いかにも昭和な男である舛添要一は都庁と湯河原の別荘の往復に公用車をつかっていたようですが、昭和のステータスを今だに引きずるところが何とも言えない物悲しさを醸し出していますね。
コレも一度や二度なら誤魔化すこともできたでしょうが、さすがにこの一年間で49回の私的利用があったとなるとバレてしまいますよね。
一年間で49回ということは、ほぼ毎週末、都庁と別荘の往復に公用車を私的利用していたことになります。
問い詰められた舛添都知事は、「突発的な事態に備えることを考えると、執務室代わりになる公用車の利用は致し方ない。」なんて意味の言い訳をしていました。
「いやいや、」
「そもそも温泉地に毎週のように行く必要はないんじゃない?」
「それ以前に、」
「ほぼ毎週末にわたり、知事が私的な用で都内を不在にするって、危機管理的上どうなのよ?」
となるわけです。
その他にも、
・エスティマ2台購入。もちろん政治資金で👍
・会議目的の旅行が、実は家族旅行だった✌️
・過去の女グセは相当なもん👍
等々、枚挙にいとまがありません。
(最後のは関係ないですね(^_^;))
こんな具合に、舛添批判をするのはとても簡単なことなんですけど、
今最もホットなこの話題、問題の本質はもっと深いところにあると見ています。
それは、
東京都知事に、なぜこんな男が選ばれたんだ?
東京都って、ワールドクラスの経済都市なんですよ。(今のところ)
東京都単体でのGDPは90兆円もあり、日本国のGDPの20%前後をも占めています。
韓国全体のGDPも約90兆円なんで、経済規模のみで言えば東京都単体で韓国に匹敵するわけです。
そんな巨大経済都市のトップが、舛添なんですよ。
選挙で敢えてこの男を選んだ東京都民がアホなのか、それとも、最善の選択としてはこの男しかいなかったのか、それはわかりません。
でも、一つ確実に言えることは、
政治家とは国民を写す鏡なんです。
大した政治家がいないと嘆く人は多いですけど、それは国民自体が大した事ないからです。
国民の中でショボい人が多数派ならば、当然、その人達の中から立候補する政治家もショボい人が多数派となります。
日本人の劣化が止まらないのならば、政治家の劣化も止まることはないでしょう。
劣化した政治家の手腕では、当然国力の回復など絶望的。
山積した問題も根本的解決することなく、先延ばし。
まさに、日本が負のスパイラルから抜け出せない理由が、舛添批判からも垣間見えるわけです。
この人を批判するよりもむしろ、この人を選んだ東京都民を批判したほうが良いと思います。
でも、今のマスコミじゃあ、無理でしょうね。