私には4歳の娘がおりまして、子育てについては考える機会が多い。
少し前までは、
何が娘のためにいいのだろう?
どうしたらいいんだろう?
ってよく悩んでた。
でも最近になって、少し悩み方が変わったように思う。
悩むというよりも、どちらかといえば考えたり調べることのほうが多くなったかな。
おそらく頭の中で、子育てや教育の方針が固まってきたからだろうか。
どうすればいい?
よりも、
こんな風に育ってほしいから、今はこうしてあげればいいんじゃないかな?
ってな感じに変わってきたと思う。
今回は、最近子育てに関して思うところをツラツラと書いてみます。
改めて気づいたことがある。
当たり前すぎると思うけど、子供はなんだかんだ言って親を見て育つもの。
親のマネをしようと頑張りながら育っていくものだ。
子供に対する親の影響力は絶大なんだって、日に日に成長する4歳の娘を見ながら、改めて気づかされた。
子供は親を見て育つ。
ならば、話は早いのではないか。
子供にこう育ってほしいと願うのならば、まずは自分がそういう人間になるよう努力すればいいのだ。
子供はそんな自分を見て育ってくれるんだから、そのほうが説得力もあるし、合理的な教育方法だと思う。
それに、その方が子供にとってもフェアだよね。
子供に教育熱心な親って、ほとんどの方は間違ってるのでは?と思うことがよくある。
将来はこうあるべき!
だとか、
うちの子は勉強しないし、できないから困ってる。
だとか、
こんな成績じゃまだまだダメだ。
とかいって無理矢理、押し付けるように勉強させてるけど、ハッキリ言ってこういうの間違ってる気がする。
多分、そんな親って意識高い系だと思うけど、大前提がわかってない。
逆に聞くけど、
「子供には勉強しろしろって言うけど、そういうアンタは最近勉強したかい?」
たぶん、そんな親に限って勉強なんてしてないと思う。
そんなの絶対にフェアじゃない。
子供に勉強して欲しいならば、まず自分が勉強する姿を継続的に見せつけることが前提ではないか。
幼い頃からいくら英語や公文を無理矢理学ばせたって、隣で親がハナクソほじりながらテレビ見てるようでは全く説得力がない。
それに、勉強すれば自分のためにもなるんだから、大人もむしろ勉強始めたほうがいいと思う。
大人になれば勉強しなくてもいいなんて大間違い。むしろ大人になってからの勉強ほど大切なものはない。
そんな親の姿を子供にも見せてあげれば、少しずつ変わっていくかも。
もう一つ、私には子育てに関して心がけていることがある。
子供により良い人生を与えるために、
『自分で考える力、思考力を身につけさせる』
はい、まさしくこのサイトのメインテーマでもあります。
幸いなことに私の娘は好奇心旺盛だ。
「なんで〜?」とよく聞いてくる。
なんでも質問する姿は本当にかわいいし、疑問を解決しようとする姿勢を嬉しく思うのだ。
娘からそう来れば、まず「自分で考えてみて?」と考えてもらう。
その後に小出しにヒントを与えながら、解答に辿り着かせる。
そんな感じで考えた末に娘が理解に到達できた時は、本当に嬉しいものだ。
こんな感じで、娘にはなるべく考える習慣を身につけさせようと心がけているのだが、
私にはとても心配してることがある。
それは、子供が成長するにつれひしひしと近づいてくるもの、
『義務教育』だ。
これほど子供達の思考力と個性を叩き潰すものはない。
子供が小学校に上がった時から、本当の戦いが始まるのかな。
義務教育で押し付けられる価値観なんて、ほとんど全部否定してしまうかもしれない。
「集団行動によって空気が読めるようになる」なんざどーでもいい。
没個性化した子供にだけは、なって欲しくないし、つまらない奴隷のような社会人にはなって欲しくない。
何が正しいかを自ら考え、ハッキリと自己主張できる子に育ってほしい。
そのためには、なにか義務教育からの弊害を相殺できるような方法を取り入れるしかない。
私が教えられることはもちろん教えるが、他に何か画期的な教育サービスがあれば積極的に利用しよう。
最近では、ウェブ上の教育でも凄く良い教育サービスが出始めてるみたいだから、一度調査してみよう。
私のエゴかもしれないけど、密かに計画してることがあります。
娘には、中学に入る頃にはホームページの一つや二つ作成できるくらい、プログラミングやHTML、CSSの知識を与えてあげたいかな。
その知識は必ず娘の人生にプラスになるはず。
その他の勉強はどーでもいいや。
あ、いや、せめて数学と歴史くらいはきちんとやってほしいな。
その他はどーでもいいです。
5教科まんべんなく、なんて古い古い!
自分にとって役に立ちそうなものだけ、真剣にやれば良いと思うのです。