どうも、ブラック公務員の伴です。
組織が巨大であればあるほど、人の異動は増えるものです。公務員も人の入れ替わりは激しい。メンツがコロコロ変わるなど日常茶飯事だ。
それが当たり前とはいえ、異動がもたらす影響って侮れないんですよ。三流の組織ほど、重要業務は有能な一個人に依存しまくるという杜撰な構図にあるので、キーマンが抜けると残されたセクションは修羅場と化します。公務員組織って、制度上というかシステム面がホント、クソなんですよね。
僕の部署でも優秀な上司が辞めることになりまして、その上司が辞めた後は僕の部署はオワコン化するなどと囁かれてます。これが僕のカンに触った。「オレ無視?」みたいな。とても胸くそ悪いですね。
ここで、プライドの塊・合理の化身である僕が脳内で何を思ったか、ここに明文化しておきましょう。
自分に自信を持てない方々には、考え方のテンプレとしてでも使っていただければ幸いです。
ではいきます。
まずは状況説明
今僕のいる部署はなかなかにブラックだ。ブラックだけども、今の僕は比較的ラクに働けてる。僕の上司は超人的な業務処理能力のある方なので、采配に従ってれば滞りなく仕事は回るからだ。
現状の勢力図を簡単に説明すると以下のような感じ。【】内は貢献度です。
・上司A………地蔵(いるだけ)【5%】
・上司B………超人【70%】
・伴……………モブキャラ【15%】
・部下…………カースト最下位【10%】
一人の超人に頼るという構図は、公務員組織ではよくありがちです。ありがちというかほぼ全部?
超人である上司Bに去られると、僕らは非常に困るわけです。これまで彼に頼りきりだったため、内心とてもあたふたしています。
なぜカンに触ったか
僕は仕事や組織への思い入れなどカケラもないのですが、僕の存在が無のごとく思われるのには非常にイラつきを覚えます。
上司Bが去ればセクション崩壊するダロ、とか、「お前じゃ役不足。」ってことですよね。なるほど。僕に対する宣戦布告と受けとりましょう。
最近もこんなやりとりがありました。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”他部署の人”] お前のとこってさぁ、Bさん辞めたら仕事回るの?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”bann.jpg” name=”伴”] 残った人でやるしかないですよね。そもそも、あなた誰ですか?[/speech_bubble]
塩対応でかわしたのだが、本心はこうです⬇︎
[speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”bann.jpg” name=”伴”] さらりとオレのことディスってるのに気づいてないのか?お前バカ?自分の身に置き換えるとヤレる自信ないからそんなセリフ出てくるのな。わかるわかる。お前じゃ無理だもん。
そもそも、お前とオレのスペックは雲泥に違うのわかってるか?頼むから、お前の短いモノサシをオレに当てるのやめてくれ。30cm定規でスカイツリー測れんのか?[/speech_bubble]
経験ある方も案外多いのではないでしょうか。次に、こういった連中の心理を分析してみます。
根底にあるのは同情ではない
やりとりの表面上のみを見れば、僕のほうが性格が悪いことになるのでしょうが、実は違います。精神性が悪辣なのは相手の方です。対応としては僕は間違ってない。
そもそも人は、他人が横で苦労するのを横目に見ると快感に感じるものです。他人の苦しむ姿を見た時感じるのは、同情ではなく優越感です。「人の不幸は蜜」とも言いますね。表面上では心配するそぶりを出しながら、深層心理では「奴隷乙!」とか「テメーのスペック低すぎやろ、ざまぁww」とか思ってるわけです。
特に公務員組織においては、それが顕著なんですね。彼らの精神性は荒廃しきってるんで、更生など今世では無理。来世にでも期待しましょうか。
そもそも、この世には偽善はあっても助け合いの精神などないのです。というか、助けられる自体がぼくのプライドに触りますね。たとえ手を差し伸べられたとしても、口からガム出して握らせます。
一度でも助けられると終わりですよ?
助けてくれた相手は、「困った時はお互い様!」などと親指立てながらドヤ顔するのでしょうが、深層心理ではあなたに対する優越感に浸っています。ボランティアやると感じるアレです。
一度でもソレされると、今後はその相手に対し対等の立場に立つことが難しくなります。つまり、舐められるわけです。それでもいいってんなら、別にいいんですけど。
基本的に、味方はいないと考えるべきでしょう。ここを勘違いするからヤケドするんですよ。
最高にイラついた事例
最高にイラついたのが、管理者とのやりとり。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”管理者”] 上司Bが辞めずに留まってくれるよう、お前の口からさりげなく言ってくれないか?彼がいないと困るよな。お前も困るだろ? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”bann.jpg” name=”伴”] わかりました、無理です。[/speech_bubble]
本心はこうです⬇︎
[speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”bann.jpg” name=”伴”] まず、自分の器がコップ程度にちっさいのを認識しろ。次に、黒部ダム級の器のオレがお前の妄言にも付き合ってやってることを認識しやがれ。そもそも困るのは誰だ?少なくともお前じゃないよな?
確かにBさんに去られるのはオレも困る。その前に、お前とのこんな無益な会話にまず困ってる。
組織を去る人間がどんな気持ちか、考えたことあるか?お前らに愛想つかしたからだろうが。せめて最期くらいは敬意をもって送り出そうとは思わないのか?
まぁ知能指数3のお前には理解のハードルは高いだろう。とりあえず、早よ会話打ち切れ。[/speech_bubble]
「そ、そっスねぇ」などとヘラヘラしてる場合じゃないんですよ。こんなこと言われる自体が、宣戦布告だと認識すべきだ。あからさまに敵意や嫌悪感をむき出しにする必要はありませんが、左拳はいつでも殴れるよう硬く握りしめておかなければならない。
舐められるなど論外、精神は気高くもて
侮られたまま引き下がってはダメです。そこは、相手の予想を上回るパフォーマンスを示さなければならない。
どんなクソ仕事だろうが関係ない。己の力を示すことが必要です。たとえどんなに嫌いな仕事でも。聖書にもあるでしょう、「右の頬をぶたれたら、相手のアゴを砕きない」と。
大切なのは、「オレには何でもできる」という根拠づくりなんですよ。自分を信じられるだけの実績が積み重なれば、それが自負となり僕をより強靭にするから。
できないまま引き下がれば、自負心に暗い影を落とします。気高く生きられるか、卑屈に生きるしかないかの分岐点。仕事はモチロン、それ以外でも結構ありますよ?ここの判断を誤れば、その後の人生に悪影響出ます。
諦めの悪さは必要
世の中には、初めて取り組むことでもソコソコ結果を出す器用な人がいます。一方で、慣れなければ惨憺たる結果しか残せない不器用な連中もいます。
僕は後者です。最初のうちは極めて稚拙な結果しか出せない。ところが僕は、最終的には器用な連中をことごとく負かしている。勉強・スポーツ・仕事・ゲーム、分野は問わない。それは何故か?
諦めが悪くて持続力がハンパないからです。何より、一合交えるごとの「武の練磨」があるから。
努力家だとか低次元な話ではありません。僕は進化することが純粋に好きだから、そうしてるだけ。
撤退にも名誉があることを知れ
冷静に考えて、与えられた仕事が物理的に不可能な量であれば撤退は必要です。命を捧げるに値する仕事なんて、ありませんからね。
夜も寝ずに物理的に不可能な量に挑むのはバカのすることです。気合いのみで立ち向かうとか全時代的なマネはしなくていい。明らかに制度上の問題ですよね?できなくても僕のせいじゃない。ここは冷静な判断が必要かと。
潰される前に潔く撤退する。ちょー合理的なのって、むちゃくちゃカッコいいですよ。
まとめ
ここまで読んでいただきたありがとうございます。
自信を持てるかどうかは、要は心のありよう一つ。ただし、自分を信じるには相応の根拠は必要です。
自信のない人って、バックボーンが薄いんですよ。自分の力で何かを成し遂げたという経験が無さ過ぎます。
仕事でなくてもいい、まずは自分を信じられる根拠づくりから始めなければ。