はい、伴(@BanT918262)です。
僕は国家公務員を10年ちょい勤め上げ、1年前に辞めた。
転職後はサラリーマンとしてガチ営業をやってきたわけだが、この度、7月一杯で退職する。
8月からは、以前から協業させていただいてきた「経営コンサルティング会社」で勤めることになる。
僕なりにではあるが、
これまでの経歴から、公務員からサラリーマン、社長さんからニート君まで、様々な立場の様々なタイプと出会うことができたと感じている。
彼らの人となりに触れることで、この社会を見渡してきたつもりだ。公務員だった頃よりも幾分視野も広がった。
周りは皆、常識的で自分の人生をしっかり歩んでいる方ばかりだ。皆様本当に、まっとうである。
が、中には普通とは一線を画す人たちがいる。
明らかに並よりも頭の良い人たち。
彼らは幾つかの点で常人とは違っている。
それは成績が良いとか世渡りが器用とかの話ではなく、彼らは一般的な人とは次元の違う能力、洞察力、思考力、クセをお持ちだ。
それは後天的に身につけたものだろうか?
いや違う
「仕事が出来る」だとか「合理的な思考能力をお持ち」とかのレベルであれば、日々の勉強や努力で得られようが、彼らのそれはまた別物。
おそらく先天的にDNAレベルで備わっているものだ。
その本当に頭が良い人の特徴というものを、今回から3部に分けて、計9つ挙げてみたい。
今回は、2つ見てみよう。
Contents
1 夜型タイプ
「夜型タイプは頭が良い人が多い」というのは有名で、「Personality and Individual Differences」はじめ、メンタリストDaigoも同じことを言っている。
この夜型タイプは僕の周りには案外多くて、彼らは平気で、真夜中に、活き活きと、仕事のことでLINEしてくる。
普通に考えれば非常識極まりない行為だろうし、この時点で、ほとんどの人はアウトなはずだ。
が、ここに関しては僕は超寛容。
僕自身が超夜型タイプだから。
彼らのことは感覚レベルで理解できる。
そう。夜型タイプは、PM9時あたりから徐々に頭が冴えてくるんである。0時を回る時分にはフルスロットルだ。
その時分における作業効率は日中の比ではなく、アイデアが泉のように湧き出し、爆発的なパフォーマンスを叩き出す。
まさに、ゴールデンタイムだ。
その反面、まぁ当然ではあるが、朝は弱くて、午前中の行動力はゾンビレベルに低下している。持ち直すには、自己を律する意思の強さが必要だ。
午後を回っても、その気だるさは抜けきらんと。
いくら賢さの証(かもしれん)とはいえ、これも良し悪しで、
夜中にパワーを絞り出したぶん、朝の反動がハンパないとくれば、正直プラマイゼロでしかない。
なまじ夜中に覚醒するため、就寝時間も伸びがちだ。
なるべく早めに寝るのがベストなのはわかっているが、夜型タイプは「早く寝よ」よりも「寝るのがもったいない」という思いのほうが優先される。
そうして夜はどんどん更けていき、体内時計もどんどん狂っていくと。
僕なんて、ここ最近の就寝時間は午前3時以降だ。
一方、朝型タイプは、朝一から冴えた頭脳で仕事に取り組み、日中の時間を効率的に使えるとくれば、
トータルのパフォーマンは朝型のほうが上もしれない。なにより朝型生活は健康的だ。
2 不安に囚われやすい
生きていれば、様々な困難に見舞われる。
・仕事の不安
・家族の不安
・健康への不安
・お金の不安
・人生への不満
何に不安を感じるかは人それぞれで、不安を感じる程度の差も、人それぞれだろう。
こちらから見れば、「踏ん張って軌道修正しなきゃ、この先確実にヤバいだろ」と思うような状況でも、
(クヨクヨ考えても仕方ないじゃん)などと妙に開き直り、あっけらかんとしてる人は結構いるものだ。
そ。頭の良い人と頭の悪い人が噛み合わないのが、まさにこの点。
(アレコレ考えても仕方ない)
まぁたしかにそうかもしれないが、不安に囚われないのはメンタルが強いからではなく、
ただ単に頭が悪い可能性が高い。
頭の悪い人は、あまり不安に苛まることはない。
「人の思考には、それぞれ時間軸がある」とは当ブログでもしょっちゅう述べてることで、頭の悪い人は基本的に思考の幅が短い。
(今がよけりゃそれでいい)が根底にある。
大事なのは今が楽しいか否か。
今が快適か否か。
今が充実してるか否かである。
「今」でなくとも、来週或いは来月が良いか否か。
彼らは、数年先のことなんて考えても無駄だと思っている。将来のことなんてわかんねーよと。
人生というものは、わからないなりに必死で模索し、自助努力で切り開いていくものだが、
思考の時間軸が短い彼らには、5年先・10年先といった長期スパンで物事を考えることができない。
思考が及ばないから、不安もヘッタクレもないというわけだ。ヘタすれば、3年先はおろか半年先のことすら考えない。
「考えても仕方ない」ではなく「考えられない」のである。
考えられたとしても、そのシミュレートは適当な妄想であったり、極めて激甘であったり。
一方、頭の良い人は、まず現在の自分が置かれた状況・今の実力・今の取り組みを正確に把握しようとする。
それをもとに、このままでいくと数年後の自分がどうなっているかを正確にシミュレートしていく。
そこに妙な希望的観測はない。
あるとすれば、それは希望を抱くに足る根拠がある場合だが、それ以前に、彼らはその根拠を持つに至るための準備をしてきたから根拠をもつに至ったわけで。
今の自分に足りないもの・知らなければならない事に積極的に気づていくなど、常に広い視野に立ち思考をめぐらせ、知識やアイデアを行動に落とし込んでいく。
そうした上で、望む将来像に向けて、冷静にシミュレートしていく。
もちろん、現実というものはシミュレートどおりにいかないことも重々承知している。承知してるがゆえに、なかなか不安が消えないわけだ。
とまぁ、少々キツく述べてしまったが、これも良し悪しだ。
神経質に将来をシミュレートしまくって不安がるよりも、たとえその日暮らしであれ、「仕事帰りに安酒飲めりゃ万事OK」な人のほうが、幸福度が高いのは確かだ。
考えて考えて不安に苛まれるより、楽観的に生きるほうがマシという意見も一理ある。
今回のまとめ
と、頭の良い人の特徴を2つばかり挙げてみたが、ご覧のとおり、僕が書くと、特徴の一つ一つが長くなるわけで。
9つ全て書くとなると、恐ろしい文章量になるので、3つ目からは次回に回したい。
関連本を一冊紹介しておきます。
いかにも橘玲氏らしい過激なタイトル。
このタイトルの時点で、人にとっては不快に感じるでしょうが、内容は至極まともで濃いです。