意外かもしれませんが、僕は「上にゴマをする」のが結構上手くて。
歯の浮くような「お世辞」を並べ立てるとかではありません。
あくまで常日頃からしっかりコミュニケーションを重ねることで、相手に好印象を与える。ってな「手法」ですが、僕はこれをすごく得意としています。
ポイントは上司の意図を読むことと、その意図に添うように自分をアピールすること。
こうするだけで、上や同僚のあなたへの心象はかなり良くなることでしょう。社内政治もこれ一つで大丈夫。
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積極的に相談する
「ホウ・レン・ソウ」という言葉は今や死語となりつつあるとはいえ、この日本社会においては、まだまだ重要視されてますね。
報告や相談なんざ、よほどの時以外要らんだろってのが正直なところですが、上からすれば、「いやいや報告せえや」ってのが本音であります。
あまりになんの連絡も無いとなれば、これほど不信感を抱かされることはありませんから。
上と良好な人間関係を構築するには、「定期的にコミュニケーションをとる」のが必要です。
これはべつに強制ではなく、報告したくなきゃしなくていいけど、立場が暗転した時がヤバいですよ。常日頃のコミュニケーションはその時のための保険と考えてください。
成果を出せてるうちはまだ許されるにしても、落ちた時は本当にヤバい。状況は悪化の一途をだどります。
特に重要なのが「相談」ですね。
特に話題がなくとも、日頃の進捗状況はこまめに相談しといたほうが良いです。
毎日はさすがにウザいので、少なくとも、週一は上司やリーダークラスには積極的に報告・相談しましょう。
とはいえ、内容はべつに相談的なものでなくても構いません。何でもいいです。コミュニケーションをはかるのが目的なんだから。
僕の場合、成果報告やアドバイスを求めるは無論のこと、さらに、今感じている「心境」などもバンバン語ってます。世間話でも全然大丈夫ですよ。
とにかく、常識的な範囲内で積極的に話しかける。
そうしておくことで良好な関係を保つことができ、いざこっちが困った時には意外と助けてくれたりしますんで。
謙虚さを貫く
謙虚であることは大事です。成果報告もドヤるのではなく、へりくだりながら行うこと。
たとえば、
「今回の成果は、皆さんのアドバイスに従ったおかげです。自力で獲れたとは思っていません。今後も精進します。」
といった感じで、とにかく謙虚に攻める。
謙虚さに満ちた相手から持ち上げられて、嫌な顔をする上司はいません。
ポイントは「自然に行う」こと。過度にへりくだるなど態度に「わざとらしさ」があると、(コイツ、なんか腹黒い)などと逆に警戒されますから。
繰り返しますが、あくまで自然に行うことです。
そのためには、常日頃から謙虚でなくてはなりません。
効果的なアピールの仕方
謙虚さは大切ですが、出せた成果には素直に喜んでください。
出せた成果に対しては、「喜び」や「達成感」をもって報告するのが、最も好印象を与えるアピールです。
そうすることで、あなたの「やる気」や「本気度」が相手に伝わります。元気に報告されて嫌な顔をする上司はいませんからね。
逆に成果が出せない時などは、「深刻さ」を醸しながら報告・相談しましょう。
ヤバそうなら、素直に「ここ数日、本当にヤバいです。」と早めに相談すること。素直に助言を受けるのです。
早めに相談しておくことで、上が個人的に助け舟を出してくれることは多々ありますから。
一番良くないのは「1人黙々とやる」です。
とりあえず頑張ってれば相手は勝手にわかってくれる、ってのは大きな間違いで、話さない限り相手はあなたのことをわかろうとしません。
成果が出てれば黙っててもいいですけど、出なければ危険です。
もしそこから挽回できなければ、後々とんでもない目にあわされます。成果主義の会社なら特に。